「高卒」と「学卒」の違い 将来の為に子供に大学へ行ってほしい件
お疲れ様です。
製造リーマンです。いきなりですが、私は高卒で就職し現在まで働いています。
幸いなことに製造業の大手企業に就職することができていますが、それ故に「高卒」と「学卒」の壁を日々感じて、10年が経ちました。
お金のこと、製造業の仕事のこと含めて、「学歴」に対する製造リーマンの感じていること、考えを記事にしていきます。
#目次#
「高卒」と「学卒」という枠
記事の頭にも書きましたが、製造リーマンは高卒で就職しています。育ったのが地方の田舎ということもあり、大学というものが身近になく、また大学に進学する友人も少なかった為、進学すること自体が「特別なこと」だと思っていました。
この点に関しては、世の中を見れば、大学進学率は伸び続けているため、生まれ育った環境に甘えず、自ら調べて動く力が必要だったのかもしれません。
そして、製造リーマン自体が進学する計画でなかった為、中学時点で高校卒業後に就職することを前提に高校を選び、計画通りに就職して今に至ります。
就職してはや10年、色々な経験を通して社会や会社内における「高卒」と「学卒」での「扱い」の違いを感じてきました。
「扱い」というと語弊があるかもしれません。「役割」が違うと言ったほうが正しい認識になる気がします。
この記事の前提として、製造リーマンは決して「高卒」がダメとも思ってないですし、「学卒」であれば良いとも思っていません。其々会社内では役割があり、それを認識することが大切だと考えています。
その役割を認識した結果として、題目にある通り子供達には大学に行き「学卒」として社会に出て欲しいという結論に至っています。
製造業における学歴
製造業の場合、過去の記事でも記述していますが、工場などの生産現場では様々な学歴の人が多数で働いています。
「高卒」、「高専、専門卒」、「大学、院卒、博士卒」などなど。
製造リーマンの職場にも、上記の学歴の方々がいます。こうした違う学歴の中で大きな枠として「高卒、高専、専門卒(以下:高卒)」と「学卒以上(以下:学卒)」となります。もちろん会社によっては学卒内や院卒、博士卒でも役割が異なるかもしれませんが、大きな枠として製造リーマンの知る世界ではこの2つの枠になります。
そして、製造リーマンは高卒の枠にて仕事をしており、学卒の枠との役割の違い、社会の壁を肌で感じています。しかし、これは悪い壁ではなく、あって当たり前の壁であり、且つ何度も記述している通り、「役割」の違いです。
「高卒」の役割
「高卒」の良いところは、現場経験を長く積めること、教える際に無垢であることだと製造リーマンは考えています。
それ故に、「高卒」の役割は「現場」で生きること、となります。
先ず、会社側から見れば、工場で働く要員として計算した場合、正社員という高給な枠に「初期コスト」が安い高卒社員を入れることで、訓練が終了した後の費用対効果で言えば、特別なスキルがない場合、明らかに高卒社員のほうが有益であるといえます。
ライン業務などのルーティンワークであれば、体で覚える経験が重要となってくる為、高卒でも学卒でもそこまで訓練期間に差はなく習得することができます。
そして、高卒であれば学卒と同年齢になるまで「4年間」という時間でライン業務のスキル習得に充てることができると考えれば、十分な戦力になると言えます。
こうして戦力となった「高卒」の正社員が一定数、各ラインに製造ラインの軸として存在していき、経験を生かした業務を行うことで会社に貢献していくことが、「高卒」として生きていくために重要となってきます。
学卒の役割
「学卒」は「高卒」以上に高いレベルの教育や専門分野に特化した知識を持って就職する為、それを生かした業務を行いたいと思うかもしれません。
しかし、製造リーマンが知る限り、そうした大学で学んだ知識を実際に就職した現場で生かせるのはごく一部であると思います。
実際、製造リーマンの会社でも毎年全国の有名大学から多くの学卒が入社してきますが、話を聞くと「水産系」や「農業系」「工学系」など幅広い分野の知識人が同じ現場で働いています。
全ての大学で専門的に学んだ知識や研究してきた成果を1つの現場で生かせるほど、融通の利く現場はなかなかないでしょう。
そうした中で「学卒」としての役割とは、と考えるとやはり「会社のコア」の部分、つまり経営職として、または運営側として現場や各専門部署をコントロールすることになると考えます。
その為、「高卒」と比較し「学卒」のほうが一般的には短期間で多くの部署を回り、広く経験を積むことが重要となってきます。
これが「高卒」との違いになります。
「高卒」は前述した通り、現場での経験を活かし、現場の軸として会社に貢献していきますが、「学卒」の場合1つの現場の経験のみでは将来、経営や運営に携わるときに偏った見方、判断により見誤る可能性が出てきます。
現場や専門部署ごとの特異性や状態を知る為には、実際にそこでの業務経験がないと何も語れません。「学卒」は将来的に自分が行きたい道筋を考え、異動したい部署の希望などを真剣に考えることが重要となってきます。
高卒のメリット、デメリット
高卒のメリット
「高卒」のメリットとしては、腰を据えた業務体制が取れること、そして転勤リスクの低減が言えます。
まず、長く同じ現場にいることが多い「高卒」はその製造ラインを熟知してより高いレベルでトラブル対応やメンテナンス、その他業務を行えるようになります。その知識はその製造ラインに限らず、他の製造ラインにも生かせる場合が多く、「現場力」で言えば確実に「学卒」より身に着けやすい環境にあると言えます。こうした現場仕事が得意であったり、好きな方であれば、「高卒」で就職した場合、じっくりしっかり学ぶことができるので向いていると言えるでしょう。
そして、転勤リスクも同様に現場が主な働き場である「高卒」をホイホイ転勤させていては、現場力の低下を招き、製造ラインにとっては大きな痛手になるでしょう。もちろん10年、20年といった長期間となると、1度くらいの転勤は覚悟したほうがいいかもしれませんが、確実に「学卒」よりは少ないといえます。
色んな土地で暮らしてみたい方は別として、転勤はあまり家族や本人にとっても決して楽な行事ではない為、製造リーマンとしてはないに越したことがないと考えている為、これもメリットとしています。
高卒のデメリット
デメリットは「給料」の面です。同じ年齢でも確実に「高卒」と「学卒」では月給(職能給)で数万円レベルで差は発生します。
「高卒」の辛いところは、同じ製造ラインで同じ経験で同じ時間働いていても、多分に努力したとしても、短期間では「学卒」の給料を追い抜くことは至難の業と言えます。もちろん、一定度の年数が経ってくれば、出世や成績の違いによって近づいたり、場合によっては社会人人生後半で追い抜くことも可能かもしれません。
しかし、製造リーマン自体も会社内の成績はずっと「学卒」も含めた中でトップを取っていますが、いまだに通常評価のみの同じ年の「学卒」、つまり後輩の給料とは月給で2万円ほと差があります。
製造リーマンもこれを受け入れられない時期があり、「学卒なんて」と不貞腐れていた時もありましたが、これは「高卒」で働く場合には受け入れなければいけません。
上手にメンタルを整える為には、製造リーマンは捉え方を変えて、コストが低いということは会社にとってはメリットであり、また自身にとっても過度なプレッシャーを感じず、自分の給料分以上は会社に貢献してるという自負を持つように考えています。
学卒のメリット
「学卒」のメリットとしては、給料の面と社会、社内立場の優位性にあると考えます。
まず、給料については「高卒」のデメリットで記述した通りです。スタートから高い分、その後の上がり方次第では高い基本給を得ることが見込めます。
また、社会人1年までは住民税や所得税といった控除される金額が最も少ない為、潤沢な資金を蓄えることができ、その後の資産運用も有利になります。
もう1つのメリットである社会、社内での立場の優位性については、「高卒」に対する最も大きなメリットとなります。
まず、社会的立場として、選べる職種の幅が全然違います。
「高卒」でそのまま就職する場合、学校に来る求人の中から1つの企業を選び、試験と面接を受けて、受かれば就職となります。
受ける段階で、既に1つの企業しか選べない為、他の可能性は全て捨てることになります。また、もし受からなければ、残った求人の中や2次募集の中から選ぶことになる為、更に狭い選択肢を迫られます。
※高卒での就職については、より詳しく今後のブログで記事にしていきます。
これに比べて「学卒」であれば、多数の企業に就職活動を行うことができ、全く関係のない分野でも受けることができます。
この就職における裾野の違いはかなり大きく、自ら就職したい企業に向けて活動が可能であり、「将来の選択肢」を自ら選択していくことができます。
また、専門系でいえば、宇宙飛行士などは大学卒の資格がなければ、なれない職業もあります。
就職後の社内においても、「学卒」と「高卒」では大きく変わってきます。
「学卒」であれば、内定式などで就職する人たちと予め交流することができ、入社式やその後の研修時などでコミュニケーションの輪がすでにできています。
しかし、「高卒」だと内定後は特になにもなく、入社式で全員と初めましての状況です。これから長く苦楽を共にして、貴重な情報のやり取りを行える同期とスタート時で社内人脈に差が生じるのは、就職して間もないころには大きな違いとなります。
そして、社内での扱いが「学卒」であれば、自ら望みたい分野へのチャレンジやより高度な仕事を求められる花形部署への異動も可能です。
「高卒」だと社内での異動先や業務内容にどうしても制限が発生する為、現在の環境にいかに対応し、能力を発揮していくかが重要となります。
就職時から就職後まで「学卒」と「高卒」では様々なところで「幅」の違いが生まれるのです。
学卒のデメリット
「学卒」で働くことに大きなデメリットは感じませんが、強いてあげるとすると製造業においては、転勤、異動の頻度は「高卒」と比較できないくらい多くなります。
会社としては多様な人材を求める為、「学卒」に対しては幅広い知識を見つけてもらうために、多少僻地にある製造現場にもどんどん転勤や異動をさせていきます。
部署によってはそこまで異動が多くない場合もある為、一概には言えませんが、ある程度は覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
最後に
製造リーマンが子供に大学へ進学してほしい理由は、社会に出たときの「武器」の多さが全然違うためです。この「武器」とはここまで記事にしてきた「学卒」と「高卒」の「違い」により生じる、「幅」や「差」を指します。
子供が将来どんな選択をするかはわかりません。しかし、製造リーマンとしては、自らが「高卒」として働いてきて、感じている葛藤や不安、不満 、壁を感じてほしくない為、大学へ進学してほしいと考えています。
最後までありがとうございました。
物は減らしたいが「本」は紙媒体が好きな件
お疲れ様です。
製造リーマンです。今回は完全に個人の趣向に関する記事です。
タイトルにある通り、私は「物」を減らすことが得意?で、躊躇なく捨てることができます。(よく妻から怒られたり、ビビられたりしていますが笑)
しかし、こだわりもある製造リーマンのめんどくさい部分を記事にしていきます。
#目次#
物を減らしたい欲求
製造リーマンはもともと独身自体は7畳のワンルームに住んでいました。普通のワンルームであった為、特別収納が多いわけでもなく、物を保管するために家具を買う必要のある家でした。
物欲自体があまりない性格でもあった為、特に物が増えることもなく7畳でも十分スペースに余裕のある生活を送っていました。
しかし、妻と付き合い、結婚してから「物」の増加が始まりました。
妻も特別物を抱えるタイプではないものの、製造リーマンには理解できないショップの「紙袋」や「雑貨類」という今までの独身生活では家に置く機会のなかった「物」たちが一気に増加していきました。
「物」を入れるための物を保管するための「物」を買い、その物を置くために家のスペースが奪われていく・・
「捨てたい」「ステタイ」「すてたい」・・見るたびに欲求に駆られる日々です。
製造リーマンは基本的に床に物がある状態にストレスを感じる為、いつ使うのかよくわからいない物やどこに片付けるのかが定まらない物はすぐに不要ではないかと考えるタイプです。
しかし、妻は取っておけばいつか使える物、利用価値のあるものについては捨てないタイプである為、基本的にこの辺の考えは合いません。
家族になるということは限りあるスペースを共有することである為、一方の考えだけでは物の整理整頓はできません。製造リーマンはたまに勝手に捨てて怒られる為、基本的には捨てたい欲求に駆られつつ、整理整頓をしています。
本は紙媒体が好きな件について
散々、物を減らしたいと言っている製造リーマンですが、1つだけ物が増え続けています。そう「本」です。
マネー関連、FP関連、ビジネス関連等の本は昔から、父の影響もあり好きで読んでいるため、今でも気になった本は直ぐに買ってしまいます。そして本については近年の流れでは「kindle」を始めとする「電子本」を買う流れになってきていますが、製造リーマンはこれがどうしても苦手です。
電子本でも漫画であれば内容は絵で入ってくるのでさほど苦手意識もないのですが、小説を含む文面のみの本では、内容が全く頭に入ってきません。
文章の繋がりを感じないというのか、言葉が入ってこない感覚があり、本は紙媒体で読むようにしています。
しかし本はとてもかさばる
本の収納って大変ですよね。大きさも違えば厚みも違うため、同じ棚に同類の本が収納できないときのもどかしさときたら何とも言えません。
しかし、製造リーマンは気に入っている本は手放したくない、若干のコレクター的な部分もあります。
本を自分の生活スペースにおいて、棚に並んでいる本を見ているだけで少し幸せです。
本をちゃんと並べたい、しかししまいきれない、しかし売りたくない(手放したくない)、わがままな欲求との戦いです。
妻のことなんて何も言えませんね。
最近、ミニマリストの本を読んで
最近、「ミニマリスト」の本を何冊か読んでいるのですが、もともと物を持ちたくない、部屋に物がある触れている状態にストレスを感じるタイプなので、ミニマリストの考え方は思考的には理解できます。
しかし、現実問題、家族を抱えている状態では非現実的であり、真似したくてもできません。しかし、考え方を取り入れることはできます。
結論、「シンプル」に生きる
これにつきます。
家族がいると何気なく、出かけるためにショッピングモールに行き、ウインドウショッピングついでに何げなく物を買ってしまう。
この流れってどの家庭にもあると思います。
しかし、その「物」って本当に生活に必要なのか、生活が豊かになるのか考えてみると意外といらない物が多いかもしれません。
「家族で出かけて買い物をした」という一時の時間の幸福感を買ったのかもしれません。しかし物が増えると家の中でのストレスは確実に増えていきます。
片付けるストレス、収納場所を考えるストレス、家の中が雑然とするストレス
「シンプル」に「いる」か「いらないか」を考えて行動していくとストレスを感じる物の増え方は少なくなるのかなと考えています。
最後に
特に意味のない記事になってしまったかもしれませんが、最近、色々と「生き方」について考えるようになっています。どのように生きたいか、どこで生きたいか、妻と家族と幸せに生きるための正解ってなんなんだろうと。家を買うか、買わないかもこれの一端です。この記事に興味があれば下記のリンクから読んでください。
ミニマリストにはなれないけれど、「シンプル」に生きて「物」にストレスを感じることなく生きていきたい、しかし本は紙媒体がいいわがまま製造リーマンでした。
最後までありがとうございました。
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iDeCoは若年期には不要と考える件
お疲れ様です。
製造リーマンです。資産運用について本を読んだり、ネットで調べたりしていると必ず「iDeCo」を必ずオススメされます。
しかし製造リーマンは「iDeCo」は運用していません。
「iDeCo」の必要性も人それぞれの考え方、生き方によって変化してくるため、一概に良い運用先とプッシュするのはいかがなものかと考えています。
今回は「iDeCo」について記事にしていきます。
#目次#
iDeCoとは
「iDeCo」とは、「個人型確定拠出年金」の呼び名で、簡単に言うと「自分で自分の年金を作る制度」のことです。
確定拠出年金は導入している企業に勤めている方の場合、企業型確定拠出年金について、入社時や導入時に説明を受けたことがあると思います。
製造リーマンの勤めている会社も企業型確定拠出年金を導入しております。
企業型の場合、掛け金は会社側が負担し運用は個人が行う商品となります。運用先は国内株式から海外株式、国債、農中など様々であり、運用次第で将来受け取れる金額が変動します。
個人型(iDeCo)もこれと同様であり、個人で証券会社を通して加入し、将来の年金を自分で運用する商品となります。
詳しくは下記のリンクを参照ください。
iDeCoのメリット
iDeCoのメリットとしては、やはり「税制面」での節税となります。確定拠出年金制度自体がそうであるように、iDeCoも3段階に渡って控除扱いとなります。
①掛け金による所得控除
iDeCoでは、毎月の掛け金に対して、所得税と住民税の控除を受けることができます。
例えば、毎月1万円を掛け金とした場合、それぞれ10%ずつ控除を受け取れるため、約2.4万円の節税となります。
②運用益の非課税
iDeCoも積立運用となる為、毎月の運用状況に応じて運用益が発生しますが、これも非課税扱いになります。しかしこの点については後述する内容にてほぼ意味がないと考えています。
③受取時の控除
確定拠出年金は企業型、個人型ともに受け取り方法が2通りあり、「年金」か
「退職金(一時金)」として受け取ります。
ともに年金控除と退職金控除があり、通常の運用益を受け取るよりは税制面で優遇されます。
製造リーマンがiDeCoを運用しない理由
前述している通り、iDeCoは国が用意した商品である為、税制面で様々な優遇措置が取られていますが、iDeCoには大きなデメリットがあります。
それは・・・・
「60歳以降にならないと引き出せない」という面です。
これが「若年期」には非常に非効率です。
そもそも「年金」ですから当たり前なのですが、「60歳って何年後だよ!」って話です。
製造リーマンは60歳まで30年以上あります。この間に国がとうなっているか、どのような金融商品が生まれるか、会社は、家族は、などなどあまりにも読めないことが多すぎます。
この間、万が一の場合にも引き出すことのできない金融商品に一定額を投資し続けるだけの「体力」と「根気」を若年期からiDeCoに費やす必要性が製造リーマンには感じられません。
ちなみに「若年期」とは製造リーマンのなかで勝手に45歳前後までを考えています。会社人生を折り返して、そろそろ老後のことも視野に入るのが、この年齢かと考えているためです。
30代、40代前半は税制面での優遇前に、まだ「儲けること」を考えても何とでもなる年齢です。
同じ運用面の非課税措置で言うと「積立NISA」や「NISA」がありますが、これは枠が取り戻せなくなるデメリットを除けば、自由に引き出しが可能である為、通常の投資信託と変わらず運用が可能となります。
製造リーマン的iDeCoの活用について
老後を豊かに暮らすために、若年期に自由に使えないお金をたぶんに確保するのは、人生設計において正しいことなのか、製造リーマンは疑問を感じます。
人生における年代別のお金の価値観は、大きく違ってきます。10代の1万円と30代の1万円の価値が違うように、30代の100万円と60歳以降の100万円は恐らく違った意味合いを持つでしょう。30代で使えない老後の為の100万円を用意するくらいなら、いつでも使える切り札として、100万円を生活防衛費とするなり、積立NISAに投資したほうが人生設計上、リスクを抑えることが可能と考えます。
その為、同じ積立でも投資信託や終身保険など「解約や換金」が可能な積立と「換金不可」が確定している積立では若年期の人生設計が不安定な時期は前者が適しているでしょう。
もし、iDeCoを早くから運用するなら、それは資産として計算せず「忘れて」資産運用する必要があるでしょう。積み立てNISAやNISA、通常のインデックス投資、個別株投資など他のうまみのある投資をしてもなお、資産に余裕がある場合にiDeCoの運用を考えれば十分だと思います。
製造リーマンは現在、妻と自分の分併せて年間80万円の枠をフルに使って積み立てNISAを運用しています。この内容については、別途記事にしますが、この運用が終了する19年後から、iDeCoを開始する予定です。それでも10年以上はiDeCoを運用可能であり、十分非課税の税制面の優遇は受けることができます。
そのころには、多少なりとも年収も増加している?予定である為、より税制面の優遇にうま味を感じることができると思います。
最後に
資産運用、人生設計において、「使えるお金」を考えることはとても重要です。人生は老後を豊かに過ごすために送るのではなく、その時その時を大切に過ごしていくことが重要だと製造リーマンは考えています。
もちろん、目的別に用意する必要のあるお金は存在しており、子供の学費や自分の老後の生活費はそれにあたるでしょう。
しかし、それらの為だけに、今の人生を楽しまず、貯蓄することは本末転倒な気がします。
お金はあくまでもツールです。それと引き換えに得れるものに価値があるのであって、お金を持っているだけでは価値はありません。金融商品に投資してその利益を受け取ったり、消費することで満足感を得ることができるのがお金です。
特に若年期は結婚や育児、仕事と人生を最も豊かに過ごせる時期です。iDeCoをはじめ積立系統の投資をするときには、自分が得れるお金についてしっかりと考え、将来を豊かにするとともに、「今」を豊かにすることも考えていきましょう。
そういうことで製造リーマンは現在iDeCoは運用していません。
将来、有効に活用させて頂こうと思います。
最後までありがとうございました。
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部下の成長は自分の成長次第な件
お疲れ様です。
製造リーマンです。私は職場内にあるセクションのうち1つの製造ライン責任者を担当しています。
担当となったとき、私はまだ20代半ばで部下にあたる正社員や契約社員の方々はほぼ年上で先輩でした。
この時感じたことや責任者としての本をたくさん読み、実践し、失敗してを繰り返した内容について記事にしていきます。
#目次#
責任者としての失敗
製造リーマンが担当したセクションは社内で新セクションにあたり、新ラインの立ち上げから担当していたこともあり、そのまま責任者となりました。
責任者といってももちろん上司はいて、上に「主任」、「課長」が存在していますが、基本的に最終意思決定以外の面は全て管理していました。
当時の私はラインを最も知り尽くしていた立場であった為、基本的にミスをするのは部下や後輩になります。
そしてその内容は私から見れば安易で簡単に言えば
「なんでこんなこともわからないんだ」
と考えており、どうしても「なんでできないんだ」と言ってしまうこともあり、恐らくみんなからは「なんだこいつは」「生意気な奴だな」「怖い人」という言われていたでしょう。
今思えばこれは完全に責任者としての働き方、考えとしてはOUTです。
まだ、良かったのは何とか会社のCSRや上司に言われることがなく、会社生命に影響する前に気づけたことでしょう。
製造リーマン的ダメな責任者
製造リーマンが考えるダメな責任者は以下のパターンです。
①高圧的に部下、後輩にあたる
私もそうでしたが、上司や責任者となる人は基本的にそのライン経験が長く、職場経験も長く、熟知している人が多いでしょう。こうした人が部下や後輩に「高圧的な態度」でものをいうパターンはとても危険です。
自分は知っていて当たり前のことは、過去の経験があってのことなはずなのに、「今」では当たり前となってしまい、出来ない人を見ていられない状態で、「なんでできないんだ」と言っているのでしょう。
しかし、会社の環境やライン環境はその当時と今とでは基本的に違い、同じ時間、同じラインにいたとしても、同じ経験値が積めことはとても難しいことです。特に昨今は働き方に対する考え方、残業対応面、会社の育成方針など目まぐるしく変化している時代です。この時代の変化についてこれていない人が「高圧的な態度」をとる責任者となるのでしょう。
「自分はできていた」からといって他の人が同じ時間を経過しているだけで「できる」と考えるのはナンセンスです。
②部下、後輩の意見、考えを受け入れられない
責任者となるとライン管理を行うため、ラインの状況を見て様々な改善を行いやすい立場にいます。しかしラインを改善したい、仕事内容を見直したいと考えているのは部下や後輩も同じです。
こうした下からの意見を受け入れられず、「否定から入る」責任者は後輩の意欲、やりがいを搾取してしまいます。
まず受け止めることから初めて、責任者も本当にうま味のない話なのか考える必要があります。
③犯人捜しをしてしまう
何かトラブルが発生した時にまず「誰がやった」「誰の責任だ」と犯人捜しをしたがる責任者がいます。このパターンは問題の深堀ができず、そのトラブルの本質から逃げて本来とるべき責任を少しでも軽くしたいと考えています。
責任を取ることが本来の責任者の仕事であるはずが、その本質からも逃げている最低のパターンです。
書き出すとまだまだいろいろなパターンがありますが、製造リーマンが働いている環境に多いパターンはこの3パターンです。
どれも文章にすると自分の上司がこうだと辛いパターンですね。
責任者としての製造リーマンの考え方
製造リーマンが現在考えている責任者として必要なことは
「部下や後輩の成長は自分の成長次第」
であるということです。
どういうことかと言いますと、まずポイントとなるのが
「部下の考え方はコントロールできない」
ということです。
当たり前かもしれませんが、他人(部下や後輩)が考えていることや感じていることを100%認識することはもちろんできず、更に自分の考えに合わせることはできません。
本質的になにを意図しているのか、なにを考えているのかは自分のことしかわからないのに、考え方をコントロールしようするのは不可能なことです。
例えば、同じミスを繰り返す部下がいた場合
なぜミスをしたのかはミスをした人、本人にしかわからず、場合によっては自分自身でも理解できていないこともあるでしょう。
こうした時に、「能力を否定」したり「叱責」するのではなく
「なぜ部下がミスをするのか」を自分(責任者)が理解することが大切なのです。
つまりミスをした人に原因を求めるのではなく、そのミスが発生した環境に原因を求めていくべきなのです。
環境であれば、設備面や作業体制なの対象物やコントロールできない「人」ではなく、物理的な「物」となる為、コントロールすることができ、計算が立って上手くいきます。
そして自分の考え方や相手に対する感情はコントロールできるものであり、環境に目を向ければ、人に対してマイナスな「感情」は発生しません。
簡単なことかもしれませんが、いざ現場で実践しようと思うとなかなか難しいものです。
人間である以上、一時の「怒り」や「落胆」は必ずあります。しかしその感情のそのままに行動していては動物と同じです。
自分の感情をコントロールして、コントロールできないものは初めから除外していきましょう。
最後に
製造リーマンは今とても気を付けているのが部下や後輩に対する「口調」です。普段のフランクな話し方から仕事の話し方に至るまでメリハリと感情の乗せ方に注意しています。もちろん、マイナスな感情はクリアしてあくまでもプラスに導くためのコミュニケーションとしています。
人との関わりは「連鎖していくもの」であり、その人との直接的な関係が切れたとしても社内にいれば間接的に必ず巡り合わせがあります。
コミュニケーションのあり方はビジネスを円滑に行うための重要なツールである為、これからもどんどん磨いてい行きたいと考えています。
最後までありがとうございました。
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持ち家を建てるか、賃貸を継続するか答えがない件
お疲れ様です。
製造リーマンです。最近記事の更新が遅れているのですが、現在製造リーマン家庭では家を建てるかどうするか、考える時期に入っています。色々と家計管理の中から考えたり、計算することが多く、記事を書く暇がありませんでした。
今回は誰もが行き着く、持ち家と賃貸の問題について記事にしていきます。
#目次#
持ち家問題発生経緯
製造リーマン家庭は現在社宅に住んでおり、会社の福利厚生のおかげで平均よりかなり負担額の少ない賃料で生活しています。
生活水準としては、十分な位置に社宅があり、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、病院など様々な施設があります。
現在の環境に満足しているがゆえに、ここに住みたいという妻の要望が大きく、土地が少ない地域である為、持ち家を建てたいという欲求に駆られています。
製造リーマンは正直福利厚生が大きいのでずっと賃貸(社宅)に住み続け、定年後とかに持ち家を必要な土地に必要な大きさで建てることを考えていました。
もともと妻にもこうしたライフプランを話しており、夫婦で共有していましたが、やはり人の感情、考えとは変化するもので子供が大きくなるにつれて、学区の問題や保育園の問題などの影響もあり、持ち家問題が発生しました。
持ち家のリスクと賃貸のリスク
持ち家のリスクとして一番に上がるのはやはり「高額、長期ローンリスク」となります。普通に持ち家を建てようと思うと土地の値段や建屋の値段、太陽光などのオプション、諸経費などを考えると、地域にもよりますが2,3,4千万規模の借り入れになってきます。
この金額を数十年かけて返済していくわけですが、人生計画通り行くかなんてわからず、会社が破綻した日には一家もそろって破綻となります。
また、働けなくなるリスクもある為、一般家庭における数千万規模の借り入れはある意味ギャンブルとなるでしょう。
しかし、賃貸にもリスクがあります。それは老後の生活水準を維持するために貯蓄していたお金や退職金を持ち家の費用に充てる必要があり、一気に資産が目減りするだけでなく、場合によっては老後の生活状態に響いてきます。すでに住む土地や建てる家の規模を決めている方でも、35年後の土地の価格は予想できず、当初予定した費用での建築が可能かどうかは不透明となります。
老後をずっと賃貸で過ごすことはもっとリスクが高い為、やはりゆったりとした時間を過ごすためには、持ち家が必要となります。
(いつまで生きるかわからない状況で賃貸継続は先が読めず、資産運用が非常に難しい)
どちらのリスクが高いか考えると、リスクや不安で言えばやはり持ち家のほうが製造リーマンとしては上回ります。
持ち家を若いうちに持つメリット
現在製造リーマンは三十路付近の年齢です。この年齢であれば、もし35年後までローンを払い続けていたとしても、ほぼ現役時代に払込が完了します。
45歳が分岐点と言われており、35年ローンは46歳以降になると一般的には借り入れができないといわれています。
もし決断できるのであれば、若いうちにローンを組むことはリスクヘッジの意味で言えば非常に有効であると考えています。
誰のためになんの為に家を建てるのか
この、「誰のために、なんの為に」という根本的な問題が夫婦間でしっかり共有すべきポイントとなります。
製造リーマン家庭もこのことを話し合ってから、製造リーマン自身の考えも揺らぎ始めています。
「誰のために」というのは「自分たちの為」なのか「子供たちの為」なのかということです。そして「なんの為に」というのは「老後の為」なのか「家族としての時間の為」なのかということです。
少し詳しく話していくと、結局持ち家を建てるということは、親は基本的に永続的に住み続けることが前提でありますが、子供たちは違います。大学や社会人となるころには基本的には家を離れることになります。
家にいる時間は15年程度であり、親の2人の時間、老後の時間のほうが確実に長くなります。こうした中で、持ち家を建てるタイミングとして子供が小さいうちにゆとりのある家で、実家と呼べる場所で、子育てを行う時間を買うのか、老後の為に資金を貯めて家を建てるのかということです。
妻は完全に前者の「子供の為」「家族としての時間の為」に家が欲しいという考えです。むしろ老後はどんなに小さい家でもいいと言っています。極端ですね(笑)
製造リーマンもこの言葉を聞いて、少し考えるようになりました。
資産運用の面から言えば、確実にいま、このタイミングであるかといわれると「YES」とはなりません。
もっと資産が熟した段階で、一定度積み立てが完了した段階でとなります。
しかし、製造リーマン家庭はありがたいことに子供を授かる年齢がはやく、親の年齢が40代後半になったころには2人とも社会人となってしまいます。つまり現役自体、40代後半のもっとも収入が安定していることには夫婦2人になってしまうのです。
資産運用の面から言えば、持ち家はこのタイミングといえるでしょう。しかしこのタイミングでは「持ち家での子供たちとの時間」は得ることができません。
結局、「ローン」とは「時間を自分たちの将来の信用で買う」ことなのです。この時間に対する概念や考えが人それぞれである以上、持ち家か賃貸かの問題は1人1人おかれている環境が違い、答えが違うため、単純な金利などのお金の面だけでは計り知れず、「答えがない問題」だと製造リーマンは思います。
最後に
製造リーマンはまだ、迷っています。そして家の本、ローンの本を読み漁っています。
また、製造リーマン家庭の「答え」が出れば、ブログで記事にしていきます。
持ち家か賃貸か悩んでいる人はお金の面だけではなく、「誰のため、何のため」という持ち家を持つということの根本の意味を考えてみて下さい。
最後までありがとうございました。
子供の学費を終身保険積み立てにした理由の件
お疲れ様です。
製造リーマンです。我が家では子供の学費を「確実」に貯めるために、用意するために「終身保険」を選んで積み立てを行っています。今回の記事ではそれに至った製造リーマンなりの考え方などについて記事にしていきます。
ちなみに終身保険にて準備している子供の学費については、過去の記事にて
「ライフプランにおける我が子の学費を計算してみた件」を参照ください。
#目次#
終身保険とは
先ずは終身保険とはという点について簡単にですが説明していきます。
「終身保険」とは生命保険の1種で、貯蓄性を兼ね備えた保険となります。
通常の生命保険の場合、契約期間に保険料を振込、それによる契約期間のみ死亡した場合や重度の障害を負った場合などに保険金が支払われます。10年や15年という「時間軸」の縛りや65歳までなど「年齢」による縛りです。
こうした保険は更新を行わなければ、基本的に払い込んだ保険料は「安心料」として保険会社の養分となり、返ってくることはありません。
終身保険の場合、「払込期間」が設定されており、払い込み年数が到達した段階で保険料の支払いは必要なくなり、「終身」ですので保険期間は一生涯となります。
そして、終身保険の場合払い込んだ保険料が預けている年数によって増額された保険料を「解約返戻金」として受け取ることができます。
終身保険が学費に向いていると考えた理由
終身保険を考えた経緯
製造リーマンは結婚が早く、20代前半で結婚して1年後に子供もすぐにできて、更にそのタイミングで転勤辞令が発生してと、怒涛の1年を過ごしていました。
このタイミングがちょうど2014年頃になります。当時は積み立てNISAがまだなく、通常のNISAによるリートの運用とわずかな個別株投資を始めた頃でした。
そして子供の学費について真剣に考えたときに、妻が年金保険を契約していたニッセイから学資保険のパンフレットを持ってきて相談してきました。
パンフレットの学資保険に書かれていた解約返戻金は103%程度の増額で、年利計算した結果、具体的に覚えていませんが、とても掛け金をかけ続ける気にはならない利率でした。
この時点で学資保険は論外となり、「インデックス投資の増額」か別の運用先を探すこととなりました。
この時、色々調べた結果、終身保険に辿り着き、製造リーマンが考える「学費の積立」に求める条件と合致した為、契約を決めました。
学費の積み立てに求める条件に対する終身保険のメリット
製造リーマンが学費の積立に求めた条件は下記のとおりです。あくまでも私個人のリスク許容度と思考による条件です。
①大学学費(高額私立を含む)を十分に賄えること
②引き出し時期を自由に設定可能なこと
③確実性が高く、運用によるストレスがないこと
④強制力の高い積立であること
以上の4点が求めた条件となります。
まず、「①大学学費(高額私立を含む)を十分に賄える」という点ですが、これは学費の積立の目的となる部分です。学費とは小学校から発生しますが、一番高額となるのは大学です。そして大学の学費はピンキリで公立の国立大学などに進学してくれれば非常に助かる学費で済みますが、子供の選択肢次第ではそうはいきません。
薬学系を目指された場合は6年制があったり、医療系も高額となります。こうした現在ではよめない学費にも可能な限り対応可能な計画を組みたいと考えています。
もちろんそれなりの払い込みにはなりますが、返礼率や利率も含めて終身保険であれば、学資保険以上の増額が十分に見込める為、確実に準備が可能な終身保険を選択しています。
製造リーマンとしては、子供たちには大学まで進学してほしいと考えており、これは親の考えである為、そこには奨学金などの利用せずにお金を出してあげたいと考えています。
次に「②引き出し時期を自由に設定可能なこと」という点ですが、学費はいつ必要になるかもわかりません。もしかしたら1年、2年留年するかもしれませんし、突然留学するかもしれません。
基本的に終身保険の場合、前倒しでの引き出しは解約返戻金がマイナスになる可能性が高い為行いませんが、運用期間の延長はいくらでも可能です。
ちなみに、前倒しが必要になるケースは高校卒業前を払込終了に設定しておけばまず発生しない為、契約時にリスクヘッジが可能です。
終身保険の場合、基本的に保険期間が一生涯である為、解約返戻金の受け取りを行い、「解約」した場合を除き、人生が続く限り保険会社が払い込んだ保険料を運用し続けてくれます。
その期間に応じて解約返戻金の額は毎年増額していき、運用期間が長ければ長いほど1%前後の割合で増額されていきます。
これは「学費」を準備するうえで非常にメリットがあり、十分な金額を保険にて準備しておき、必要な金額を都度「解約」して引き出すことで学費に充てることができます。そしてまだ1年ないし2年必要ない解約返戻金はそのまま寝かせておけば、「確実」に増額されて受け取ることができます。
そして最も製造リーマンにとって重要な点として
「③確実性が高く、運用によるストレスがないこと」です。
これが最も終身保険を選んだ理由になるのですが、①と②の内容は少なくともインデックス投資などの別の運用先でも十分に可能な条件となるのですが、この「確実性」という1点においては、製造リーマンは「終身保険」の勝利だと考えています。
製造リーマンはインデックス投資を主体に投資をしていますが、これは投資の中では確実性が高い投資であると考えているためです。
しかし、終身保険は契約した段階で返礼率が設定されており、確実に払込ができれば一定率の増額が約束されています。
この「確実性」は学費という必ず準備しなければならない費用に対する準備としては他にはないメリットです。
インデックス投資も切り取る時期によっては含み損となる可能性があります。基本的にこちらも20年レベルの長期運用となる為、含み損になる可能性はとても低いですが、もし運用先を誤っていた場合や世界的な金融恐慌がそのタイミングで訪れた場合、必要な学費が目減りしてしまい、結果として満額準備できない可能性もゼロではありません。
この可能性が学費を準備するうえでのリスク許容度として、製造リーマンの中では通常の投資商品ではストレスを感じるレベルです。(堅実な正確なので笑)
終身保険であれば、保険会社が倒産しない限り設定されている解約返戻金は問題なく受け取れます。保険会社の信用度は保険金の支払い能力を示す
「ソルベンシーマージン比率」という1つの指標でも確認できます。
これは、例えば「震災クラスの保険金支払い」が何回発生しても十分に支払いができるだけの能力があるかがわかる指標となります。
これが100%であれば、通常の保険支払いが限界の保険会社であり、震災クラスの予測外の事態が発生した場合に倒産する可能性があります。
製造リーマンが契約している終身保険の1つにオリックス保険がありますが、オリックスのソルベンシーマージン比率は約1560%です。
震災クラスが数回きても全額保険金を支払ってかつ十分に余力があるレベルです。
もちろんこれはあくまでも1つの指標である為、通常の決算表なども重要になりますが、終身保険を契約するときにそこまで見る人はいません。
ちゃんと保険金が知らってもらえるか、ここの指標は契約する保険会社を一応調べておくことをオススメします。
④強制力の高い積立であることという点については、積立系には不可欠な要素です。基本的に保険ですので、クレカや口座引き落としが活用でき、強制力があります。支払い忘れたなどのミスがないのも長期運用においてはポイントです。
終身保険におけるデメリットと注意点
終身保険は積立てる目的が確立されていれば、安全な良い運用先になりますが、一部の場合には当てはまりません。
利率が低い
通常のインデックス投資などと比較するとやはり利率の面では劣ります。製造リーマンが契約した2014年はぎりぎり利率の良い年で、1.7%程度の年利になる終身保険もあります。しかし1.7%は保険ではとても高い利率ですが通常の投資では比較にならない低いレベルです。
あくまでも、「貯蓄の延長線上」と考える必要があります。
積立てた金額が自由に引き出せない(資金が拘束されてしまう)
基本的に保険商品は払込が終了するまではマイナス返戻金となります。この期間に解約してしまうと、確実に資産が目減りするため、もし万が一引き出したくなった場合、普通に貯蓄していた場合以下となります。
また、運用期間が非常に長く、その期間がマイナスとなる為、余裕資金として保険金を積み立てていく必要があり、この終身保険1本で資産運用と貯蓄両方を行う場合、生活に必要な生活防衛費は別途、必ず貯蓄しておく必要があります。
払込金額が高額
一般的に掛け捨てと比べると貯蓄性がある保険は高額な場合が多く、この点については終身保険も同様です。自らの支払い能力をしっかりと計算したうえで契約しないと実際に払い込み始めたら生活に影響があり、泣く泣く支払い停止やマイナスでの解約となってしまいます。
全額直ぐに引き出したい場合
「解約返戻金」が払い込んだ保険料に対して50万円を超える場合、一時所得となり税金が発生します。学資保険などではそもそもここまで利益が出ないので満額引き出しても税金が発生しないケースがありますが、利率の良い終身保険である場合、払い込みが終了してから数年で50万円を超えるケースが多々発生してきます。
この時に、一度に全額引き出してしまうとせっかく運用して増額した利益の一部が国に持ってかれてしまいます。必要な都度引き出す、または計画的に引き出すことが終身保険ではポイントとなります。満額になったらすぐに引き出したいという方は税金が発生することを考えたうえで引き出す必要があります。
最後に
「終身保険は投資ではない」というのが一般論かもしれません。そういう記事もよく見かけます。「投資」であるか否かについては、製造リーマンも中立な立場ですが、資産運用としては十分に効能の高い商品だと考えています。
もしかしたらこの終身保険に支払っている分をインデックス投資や個別株投資などに割り振れば、より高いリターンを得れる可能性もあります。
しかし、ただお金を貯めるだけが目的なら良いのですが、確実に使い道があり、一定度の使用時期が定まっている場合、そのリスク許容度は通常の投資の場合とは異なってくると考えています。そうした場合に、可能な限り賢く、堅実に資産を運用する1つの手段として終身保険を活用するのも手だと思い、製造リーマンは終身保険を選択しました。
今後のブログでは実際に製造リーマンが契約している終身保険の紹介も行っていきます。それぞれ一応年利も計算していますが、契約時期によって異なる為、そこは参考程度に。
最後までありがとうございました。
クラウドクレジット(ソーシャルレンディング)からの1年ぶりの返還がマイナスだった件
お疲れ様です。
製造リーマンです。先月昨年初めてソーシャルレンディング投資を始めたときに最初に投資したのが「クラウドクレジット」でした。
そして、今回13か月の期間を経て、ついにクラウドクレジットから返還がされたため記事にしていきます。
#目次#
クラウドクレジットとは
クラウドクレジットとは「ソーシャルレンディング」という種類の投資を扱う企業であり、特徴としては「海外案件」がメインとなっているところです。
海外の事業者に対してローンを取り扱っており、投資者は案件ごとに明記されている
「国名」や「事業内容※詳細までは不明」を確認し投資を行います。
通常、個人では行えない海外へ金利投資を1万円から行える為、投資のポートフォリオにおけるリスクヘッジの1つとしても十分に魅力的だと思います。
しかし、海外案件である為、為替の影響や国ごとの政治による影響など、国内での投資とはまた違うリスクが存在するのが懸念材料ではあります。
クラウドクレジットのもう1つ有名な点としては、「伊藤忠商事」をはじめとする
「大企業」出資を得ており、強力なバックアップが存在します。
投資者としては、大企業による出資を得ていると、クラウドクレジットに対する知名度や信頼が大きく変わってきます。
その他のソーシャルレンディング企業でも有名で実績のある企業は1部上場企業が親会社であったり、投資会社が行っていたりとソーシャルレンディングを単体として扱う企業より他の地盤ですでに実績のある企業がやはり信頼が厚く人気があります。
クラウドクレジットが有名になったきっかけ
製造リーマンがソーシャルレンディングを知ったきっかけでもあるのが、
「ガイヤの夜明け」という様々な企業の取り組みや社会問題を扱う社会派TVにてソーシャルレンディング投資の先方として紹介されていたのが「クラウドクレジット」でした。
この時、クラウドクレジットは先進国ではない地域、ペルーやカメルーンなどへの出資をメインとして紹介されており、社長自らが営業に出向いて、その国での金融調査や出資会社の選択などを行っていました。
製造リーマンの認識では当時は海外案件が珍しく、センセーショナルなイメージを感じ、将来性も高い投資なのではとTVを通して感じたのを覚えています。
実際、この放送後の反響は凄まじく、クラウドクレジットの登録者数は急激に伸びています。ちなみに製造リーマンもこのうちの1人です。(笑)
製造リーマンが投資した案件
製造リーマンは3件の海外案件に投資を行いました。
①【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド25号
表面利回り(年利) 10.5%
投資期間 13か月
投資金額 135万円
②【ジョージアラリ建て】マイクロローン事業者ファンド
表面利回り(年利) 10.1%
投資期間 13か月
投資金額 100万円
③【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド27号
表面利回り(年利) 10.2%
投資期間 13か月
投資金額 5万円
3件への投資で合計240万円を投資しました。この時は案件の数も少なく、人気が沸騰していたタイミングであった為、投資できる案件で新興国や未発展の地域ではなく、過去に表面利回りに近い実績のあるマイクロローンを中心に案件を選択しました。細かく分散投資をすることはせず、2件に大きく振り、残りの端数は後日出てきた案件に投資して計3件となりました。
待ちに待った返還結果は…?!
先月返還されたのは①と②の案件であり、③の案件は後述しますが、先日遅延の連絡が別途きております。
返還結果は下記のとおりです。
①【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド25号
②【ジョージアラリ建て】マイクロローン事業者ファンド
結果から伝えると、2件合計で約7000円のマイナス返還となっております。
2件とももともとの表面利回りからは大きくかけ離れた実績となっており、特に
①【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド25号 についてはマイナス5万円を超えて、元本割れとなっております。
2件ともクラウドクレジットから提出された運用レポートの内容としては、ともに為替の影響を大きく受けたことが分配に影響しております。
これはクラウドクレジットへ投資する1つの大きな懸念材料であり、当該国内で運用自体が順調に行われていたとしても、為替の影響で利益が失われてしまうリスクが非常に高い投資です。
投資家への返金は日本円で行う必要があり、当該国での運用自体がうまくいっていれば投資期間を為替に合わせて延長することもできず、ローンの貸付先から返還されれば、おしまいです。
同じ海外投資としても、外貨を直接持つ場合にはないリスクかもしれません。
詳しい運用レポートは下記に貼っておきます。
レポートを見る限り、①【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド25号
については、そもそも運用開始時点から損益分岐点に1度も達しておらず、無理な計画だったのではと疑いたくなるようなグラフです。(笑)
投資した感想
今回の返還を受けて、製造リーマンはクラウドクレジットへの投資を中止しています。決して元本割れしたこと自体が理由ではなく、「投資」「資産運用」という観点から考えると、クラウドクレジットへの投資は製造リーマンのリスク許容度や投資に対する考え方に沿っていないと感じたためです。
正直、「そんなことは投資する前にしっかりと考えておけよ」という内容なのですが、当時は目新しい投資先に少し惹かれすぎてしまっていた為、深く、自問自答を繰り返すことができていませんでした。
製造リーマンが感じたクラウドクレジットに投資するリスクとしてはやはり一番大きいのは投資先の国内事情や為替の影響です。
これについては、私たち個人の投資家ではコントロールすることはもちろんできず、更にもし予測ができたとしても、ソーシャルレンディングの場合、自己都合で返還要請はできません。
目の前で元本が減っていくのを見守ることしかできません。
また、クラウドクレジットが出している期待リターンマップについても今回返還された2件を含むマイクロローン事業は、返還前月の段階で
「ファンド販売時と同じ水準が見込める」となっております。
しかし、いざ蓋を開けてみれば「為替」の影響1つで大きくマイナスしており、この期待リターンマップなるものもあまり「期待」しないほうがいいのかもしれません。
まぁあくまでも「期待」ですから…
最後に…
恐らく製造リーマンはクラウドクレジットへの投資は今後しません。最近のクラウドクレジットのファンド内容を見ると新興国が多く、リスクがより高い案件が増えている傾向です。投資先を探すのに苦労しているのかもしれません。
出資金の集金状況をみても、各ファンドごとにまばらであり、一時の勢いはないようにも思えます。
ソーシャルレンディングへの投資は「投資の中でも高リスク」であると製造リーマンは考えており、その中でも海外案件主体であるクラウドクレジットはより懸念材料が多いように感じます。
大手が出資している分、ラッキーバンクのような詐欺まがい?トラブルはないかもしれませんが…
あくまでも製造リーマンの主観ですので、参考までに。投資は自己責任でお願いします。
最後までありがとうございました。
資産運用における「車社会で生きていく」ということの件
お疲れ様です。
製造リーマンです。我が家は現在関東在住ではありますが、車社会の街で暮らしています。通勤や子供の送り迎えでも必ず必要となる為、恐らくこれからも車は所有し続けることになります。
今回は「車社会で生きていく」ことについて、資産運用からの目線も含めて記事にしていきます。
#目次#
カーシェアリングは大都会の都心部で暮らしている人の話
資産運用や家計管理におけるブログや本を読んでいると必ず「車」についてはカーシェアリングを活用することが前提となっていたり、推薦されており「保有する時代」は終わったなどと書いてあります。
しかし、これはほんの一部の大都会の話だと製造リーマンは考えています。
普通に考えてみて下さい。車がなくて生活できている人って基本的に仕事は電車やバスを使い、買い物は帰り道にスーパーやデパートに寄る。そして子供の送り迎えは電動自転車で行える人たちでしょう。
自宅から半径何キロ圏内に生活領域が存在している恵まれた環境なんて大都会にしか存在しません。
製造リーマンも関東在住で、東京まで電車で出勤可能県内に住んでいます。しかし、正直車がなければ確実に生活していくことに苦労します。
まだ、私はそれでも徒歩圏内に駅やスーパーが存在しているため、恵まれた環境だと思います。それこそ関東県外や北海道、東北県内の方であれば確実に「車」が1人1台レベルで必需品です。それこそ車がない状態では死活問題になるでしょう。ちなみに製造リーマンは出身地が「北海道」である為、これは実際に生活してきた為、憶測ではなく確実性を持って言えます。
カーシェアリングは「たまには車で大型ショッピングモールでも行こうか」などと考える都会に住んでいる方が活用する仕組みであり、日常的に車が必要な「車社会」ではそもそも都会の駐車場などに置かれているカーシェアリング自体存在していません。
つまり、日本に住んでいる大都会、東京や神奈川県の都心部に住んでいる方を除く大多数の方々は「車社会」で生きていくこと、「車を所有する」ことを前提に資産運用を行う必要があります。
車の年間所有費用っていくら?
製造リーマンは家族用と通勤用の2台、車を所有しており、家族用は妻の通勤用も兼ねています。時差がある為、どうしても出勤時間のズレが生じお互いに車を所有する必要があります。
家族用の車は5人乗りの5ナンバー車、通勤用は軽自動車です。この2台の年間維持費は下記の表のとおりです。
5ナンバー車のほうは駐車状態がかかっていないのですが、それでも2台所有していると年間30万を超えてきます。1か月分のサラリーマンの給料ですね。年間12か月しかないのに車を所有するだけでその1か月分の働いた分が持っていかれてしまうとは考えると悲しいものです。
これ以外にも遠出をしたときには高速代も発生しますので、実際にはもう少し上振れがあるかもしれません。あくまでも確定で発生する費用を表にしています。
車を所有するということは年間でこれだけの費用が掛かる為、車社会で生きていくためには、これだけの金額を念頭に置いて、家計管理を行い資産運用していく必要があります。
もし、車にかかる費用がなければ……
もしも、車が必要ない都市で生活した場合、この費用を資産運用に回せると仮定します。実際には車がない分電車賃やバス賃が発生するのかもしれませんが、サラリーマンであれば、会社から定期代が出るでしょうから、範囲内であれば電車賃はかかりません。あくまでも仮説ですが、資産運用した場合の計算表をつくりました。
下記の表を見て下さい。
20年間、例えば年利3%の配当金がもらえる株を毎年買い続けたとします。年利3%の株を30万の元手で買うこと考えれば、米国株なら間違いないですし、日本株やETFでも十分運用できる水準の元手です。
もし、地道に運用を続ければ20年後には資産は800万を超えており、年間で貰える配当金は24万となります。1か月分の給料ですね。しっかり資産運用していけば、サラリーマンで1か月に汗水流して稼ぐ給料を所属していない企業の利益から株主という立場で貰えるようになります。
更にいえば、発生する費用と運用で得られる利益の値差で考えれば、50万円以上になる為、いかにランニングコストが資産運用に影響を与えるかが見て取れると思います。
でも車を持てる幸せもあるはず
ここまで、車を持つことに対してネガティブな内容ばかり記載してきましたが、製造リーマンは車を持てる地域に住んでいるということにもポジティブな面、メリットはあると考えています。
まず、車を持っていると考えている以上に色々なところに思ったときにいけます。最近ではネット社会が普及して定着してきているため、決して駅周辺や徒歩圏内にお店を出店するだけが戦略ではなく、店を出す地域をほかの条件で出すことも増えてきているように感じます。こうした時に、車を所有していると自分たちのタイミングで出かけることができます。
そして、車は1つの思い出になります。
車の中での家族の日常も車を所有していなければ得られな日常です。子供が小さいときなんかは、車で出かけるだけでも事件があります。「なにをこぼした」だとか「赤ちゃんの頃のぐずりまくり」や「遠出した時の社内での会話」などなど、家出の日常とはまた少し違う日常を味わうことができるのも「車の良さ」だと考えています。
これはきっとカーシェアリングでは味わえません。
都会で車を所有しようと思うと駐車場代だけでも1万、2万と飛んでいくため現実問題として所有できない場合もあります。しかし車社会であれば、1台分の駐車場は無料で確保できる場合もあり、車を所有するハードルは格段に下がります。
こうした地域で且つ大都会に通勤圏内に住めているのは、実は本当に恵まれいるのかもしれません。(この辺は人それぞれかもしれませんが…)
最後に…
車を所有するということ、「車社会で生きていく」ということは、コスト面、資産運用面でいえば、決してメリットはありません。しかし現実問題として車がないと生活できない地域がほとんどであり、車を所有することのより発生する費用はしっかりと考えたうえで資産運用を行う必要があります。
例えば、資産運用に回したい分の収入をもとに、年間の車にかかる経費を考え、所有する車の本体金額、車体を選ぶのも選択としては間違っていないと思います。
単純に乗りたい車に乗るのもよいですが、車はとても高い買い物であり、購入後もランニングコストが発生します。将来のことを考えて購入していきましょう。
最後までありがとうございました。
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年間のお金の落し物の額が凄すぎる件
お疲れ様です。
製造リーマンです。先日まさかのカードケースを置き忘れるミスをしてしまい、慌てて警察に駆け込みました。
今回は運良くお店の方で取り置きして頂いており、すぐに回収出来ました。
本当に焦りましたが・・・
今回のミスを機に気になって落し物について調べたら驚く数値が掲載されていたので、記事にしていきます。
#目次#
落し物の件数
落し物といっても様々で、備品や衣類、貴金属、貴重品など日本国内で日々発生していると思われます。
先日の私のようにカードや携帯電話、財布など外出先でよく使用するものほどリスクは高いかもしれません。
落とし物の中でもやはり気になるのは、現金(財布)ですよね。
まぁ正直、服とか備品類は落ちてても然程気にもならず、拾うこともしないでしょう。
さて、ここでまず、警視庁のホームページを参照し、落し物の件数を種類別にグラフ化してみました。
なお、警視庁とは、東京の警察を表すためデータは東京の統計になります。
上記の表は年間で発生している落とし物(拾得物)の上位5品目のデータになります。1位に証明書類があるのは、なんとなく納得ですね。免許証や保険証など一般の人にとっては落ちているのを拾っても特に価値はないものですが、落とした当人にとっては気が気じゃないですよね。
再取得も手間ですし………
2位の有価証券とは、金券などでしょうか。これが単体で落ちていることは見かけたことがないですが、東京ではよく落ちているのでしょうか。
意外なのは財布が4位ですが、こちらは下記に記載する現金の落とし物の金額を見るとちょっと点数が少ない気がします。
現金の落とし物の額が凄すぎる………
さて、早速ですがまずは現金の落とし物の表を見て下さい。
これは、実際に拾って警察に届けられた現金の金額です。
ざっと「38億4千万」です。
・・・。
えっ?!という金額ですよね。東京都に38億円分の現金が落ちているとか想像もつきません。道端に現金が直接お札で落ちているのとか見たこともないですが、財布とかに入っていたとしても、38億円もどうやったら集まるのか…
上の表は「拾って届けられた現金」です。
次に「落とした」と警察に伝えにきた金額の表です。
若干盛られた金額かもしれませんがざっと「84億円」です。
届けられた金額の2倍以上の金額です。
件数が104万件で84億円ですから、1件あたりは「約8000円」ほどになります。
この金額であれば現実味がありますが、8000円でも落としたとしたら結構ショックを受ける金額です。おいしい焼き肉に行けちゃいます。
104万件の届け出が1年間で発生しているということは1日あたり「約2870件」の届け出があり、金額に換算すると1日「約2300万」ほどが1日に東京都に落ちているということになります。
これが本当であれば、当たりもしない宝くじを頑張って買ったり、汗水流して働くよりも、東京都で落とし物がないか探しているほうが億万長者になれる可能性が高い気がしてきます。
もちろん現実、そんな簡単に落ちている財布なんかは見かけませんが。
最後に
今回、改めて東京都って色々な意味で夢がある都市だなと感じました。(笑)
財布に入っている現金も大切な資産です。1円でも無駄にはしてはいけません。
そして、やはり現金は落とした時のリスクが高く、基本的に名前が入っているわけでもないので、落ちていた段階で誰のものでもありません。
もちろん拾った人のものでもないので、きちんと警察に届けましょう。もしそのままネコババした場合、「遺失物横領罪」で逮捕されてしまうそうです。
昨今、ラインペイなど電子マネーがより活躍の場を広げてきており、特に都心部ならば露店のたい焼きやでも電子マネーが使えます。
電子マネーであれば、携帯内で決済する場合、まず携帯のロックが解除されない限り使用されませんし、クレジットカードなら気づいた段階で即停止すれば、リスク回避ができます。
ポイントや還元などでお得に生きるためにも、現金主義の方は電子マネーやクレジットカードを利用していきましょう。
最後までありがとうございました。
ライフプランにおける我が子の学費を計算してみた件
お疲れ様です。
製造リーマンです。最近ライフプラン表の作成に凝っているのところで、我が子の学費について計算してみたので記事にしていきます。
#目次#
学費を考えたきっかけ
製造リーマンは結婚してから2人の子宝に恵まれて、現在4歳と1歳の子供がいます。最近、家庭環境の変化や周辺の環境の変化によって将来的なライフプランについて色々と考える機会があります。
ライフプランニングを行っていく中で、マイホーム費用なども大きい費用となるが、将来的に必ず発生するのは「学費」であり、ここから逃げていては何も始まらないと思い、計算してみました。しかし、やはり子供の学費は考えれば考えるほどウェイトの思い内容となってきます。
学費はいまや〇歳から計算すべき?!
まず、学費の考え方ですが、一応塾代等の毎月一定額発生する費用も製造リーマンは計算に入れています。
なぜかというと、我が家の長男は2歳から「公文」に通っており、すでに2年間通い続けているためです。
始まりは「ベビー公文」からで、現在は「国語」と「英語」2科目を学んでいます。
教育熱心な親だ………
というわけでもないのですが、たまたま長男が文字への興味が強く、色々と勝手に覚えていくので、おもしろくなって公文に連れて行ってみたところ、先生にも歓迎して頂き、現在まで継続しています。
製造リーマン自体はそもそも塾自体に通った経験もなければ、進学校出身でもないので、こうした公文などには無縁なのですが、たまたまご縁があって通わせてもらっています。
当初、2歳から公文に行く人なんていないだろうと考えていたのですが、思った以上に通っている子供が多く感じたのですが、意外と近年幼児学習の割合が減少している学習環境の変化に驚いております。
下記のグラフを参照ください。
少し古いデータでしたが、2000年から徐々に割合が減少しており、幼児教育を普段目にしている製造リーマンには意外なデータとなっています。
確かに製造リーマンも幼児教育におけるコスト面や送り迎え、宿題の相手などの負担を考えるとやめようと考えたことは何度もありますが、現在のところ、長男がやめたいとはっきり言ってくるまでは続けていこうと考えています。
「公文」で計算していくと、地域によっても差がありますが1科目当たり約7,000円ほど毎月費用が発生し、我が家は2科目やっているので毎月14,000円の出費となっています。
年間で計算すると16万8千円となかなかの金額です。
この公文による幼児教育をスタートとして、我が子たちがどの道をたどっていくかわかりませんが、現状、想定できる進路で4パターンに分けて学費を計算してみました。
下記の表は一般的な学費を基に、我が家なりの想定を行った表になります。
大学費用は、進学する大学や特別な進路(医学部や薬学部)によって大きく変化すると思います。
また、小学校、中学校は昨今、受験が流行っているとのことですが、製造リーマンの周辺環境では現状、考えられないのでここまでは普通の近隣学校である公立に進学することを前提条件としています。
学費計算をしてみて感じること
小学校、中学校は子供のころは「学費」という存在を意識することがなかったため、6年間、3年間で3百万は正直意外な金額でした。
これは、毎年発生する費用ではなく、特に小学校では6年間で均等に発生する費用と考えると、年間30万である為、通常の生活を送っていれば、十分捻出可能な数値と考えられます。
高校に進学すると、ここに通学費や部活動をやっていれば交際費なども入ってくると考えていますが、公立であれば特に大きく懸念するほどの費用ではないと思います。
やはり、問題は「大学費用」です。
公立であれば年間60万ほどとなっており、月にならすと5万円程度の支出増となります。何も考えず捻出するには若干高額な金額ですが、まだ、多少準備しておけば十分現実的に考えられる金額だと考えています。
しかし、私立に進学するとなると話は大きく変わります。
4年間で500万オーバー………。ちょっと高級な車がキャッシュで買える金額です。
年間130万、月10万ちょっとの支出増となっており、簡単に支払いができる金額ではありません。
現状、公立に進んでもらえることを信じていますが、私立に進学することを前提にライフプランを設計しないと、我が子が大学進学するころに慌てていては大きな問題となってしまいます。
特に、2人子供がいるので、もし2人とも私立に入学となった日には、桁が1つ変わるほどの支出額増となり、ライフプランに大きく影響を与えます。
確実に準備を進める必要性を改めて感じる計算となっています。
我が家の学費対策
我が家では2人目の子供が生まれる前から学費の為に「積み立て」を行っています。もちろん学資保険ではありません。
学資保険がダメとは思いませんが、あまりに年利が低く、運用期間を考えると機会損失が大きいと製造リーマンは思い、初めからリストから外していました。
製造リーマンは積み立てNISAをはじめ様々な「積み立て系」の資産運用を行っています。1つ1つに目的を添えていますが、これらの中に学費用の積み立ても入っています。
詳しくは後日、記事にしますが製造リーマンは学費積立には確実性と一定度以上の年利
を求め、「終身保険系」での積み立てで学費対策をしています。
学資保険はやらずとも、「結局、終身保険かよ」と思われる方もいると思います。
もちろんこれが最適であるかはわかりませんが、これにも製造リーマンなりの考えがあっての結論です。資産運用には目的に合わせた「リスク許容度」があり、それに見合った「運用方法」が存在すると考えています。
それの結論として製造リーマンは「学費=終身保険」に落ち着いたということです。
この辺の詳しい内容は終身保険の中身と合わせると長くなるので後日にさせて頂きます。
最後に…
製造リーマンとしては、「奨学金」を我が子に使うつもりは全くありません。
やはり、「借金」を背負った状態で社会に進出して、毎月の給料から奨学金を返済させるのは、子供にとっては負担が大きいと考えています。
家庭環境によって必要な場合ももちろん発生しますし、恐らく製造リーマンの家計も兄弟全員が大学進学となっていれば「奨学金」を利用したと思います。奨学金自体の制度は子供たちの選択肢の裾野を広げるためにも必ず必要な制度だと認識はしています。
しかし、あくまでも現状の製造リーマンの家庭環境、仕事環境から考え、しっかりと準備をして、大学費までは頑張って捻出していきます。
最後までありがとうございました。