9 to 5er for Diaries

製造系工場サラリーマンによるサラリーマンブログ(毎日時差なし定時帰りを目指して)

持ち家を買った件

 

お疲れ様です。 

 

製造リーマンです。昨年ブログ内で持ち家と賃貸について記事を書いたことがありますが、そこからずっと家族会議を続けており、ついに昨年「持ち家」を購入しました。

 

今回は購入に至った経緯や「持ち家」を手に入れて再考した「家」に対する考え方を記事にしていきます。

 

※過去の記事は下記を参照。

 

www.seizouriman.work

 

 

「持ち家」を購入するに至った経緯

新築一軒家の検討

 製造リーマンの会社では一時期40代の社員を中心に「持ち家」ブームがあり、20代の社員も多く家を購入していました。この時最初に家を購入した方が「セキスイハイム」で購入したことをきっかけに、我が家でも「セキスイハイム」を検討したことがあります。

実際に図面を書いて頂き、具体的な土地や壁の色、オプションについて話していくにつれて、購買意欲は高まっていくばかりです。

 

しかし、結果としては「セキスイハイム」を含めて新築での「持ち家」購入は廃案となりました。その大きな理由は「ローン」問題です。

製造リーマン「ローン」が下りない

現在、無事持ち家を手に入れた製造リーマンですが、実は製造リーマンはローンを組んでいません。というより、申請してみたのですが、銀行から見事に突き返されました。というのも、製造リーマンは数年前に東京23区内の好立地に区分マンションを購入し、不動産投資を始めています。一部ネット情報ではマンション投資用ローンと住宅ローンは別ものでマンション投資は「資産」となり、「収益」を得ているから問題ないという記事を多数目にしますが、現実は難しいです。

ローン残差にもよりますが、基本的に多くの「収益」はローン返済に回るため、実益は多くありません。特に確定申告すると減価償却費が発生するため、額面の年収としては、マンション投資を始めて数年は下がる傾向にあります。

住宅ローンの審査を行ううえで、確定申告上の年収等の数字が対象となるため、すでに投資用ローンを組んでいる「リスキー」な客である製造リーマンに住宅ローンを貸してくれる銀行はありませんでした。

 

「ローン」問題について

 

 「セキスイハイム」などのメジャーな住宅メーカーで50坪単位の新築を購入する場合、オプションや地域によりますが、製造リーマンが住んでいる関東郊外地区では最低でも4000万~5000万はかかります。単純に35年ローンでボーナス払いなしだと、月の返済額は10万~14万前後となります。日本の平均年収の中央値が男性で約470万、手取りが25万/月と考えると、ボーナス払いなしではとても払える金額ではありません。

 

ボーナス払いは借入総額の最大40%とされているため、1回あたり40万の返済として、やっと月の返済額が7万前後に収まる金額です。

 

製造リーマンも金利や会社の補助等を全て計算に入れたうえで35年間のシミュレーションを行いましたが、住宅にかかる支出割合が多く、現在行っている積立投資等に大きく影響が出ることが判明し、新築での購入は「割に合わない」と判断しました。

 

もし、「ローン」が素直に通っていたら、妻の要望を抑え込み、新築での購入を回避できていたかは定かではありませんが、現状新築での購入を廃案として全く後悔はしていません。

 

「中古」住宅の購入

新築を廃案とした製造リーマン一家ですが、住んでいた社宅の住宅環境がすさまじく悪かったのもあり、賃貸を含めて住宅探しは継続していました。

そんなある日、妻がリフォーム&外構リノベーション物件を見つけてきました。物件の位置も現在の社宅から近く子供の学区も同じであったため、妻の要望にあった物件でした。

リフォームを開始して間もない時期でありましたが、見学を申し込み、家を下見を行いました。

結果としては見学したその日に購入を決めて、ついに「持ち家」を手に入れることとなります。

 

「中古」住宅購入の決め手

製造リーマン一家は見学をしたその日に「購入」を決断しました。その理由は常々妻と話していた「住宅」に求める一定条件が合致していたためです。以下が条件です。

  • 子供の学区が変わらないこと
  • 1階に最低2部屋(続いていない)あること
  • 駐車場が2台以上あること
  • リビングが最低15畳以上あること

そんなに突飛な条件ではありませんが、意外と夫婦の条件を一程度満たす物件はありません。ほとんどの人が「賃貸」と「中古」の物件をみて、「条件の不一致」が原因で「新築」購入へとシフトチェンジしていきます。

 

もちろん、購入に際し「条件の不一致」はありました。

そもそも、中古ですのでリフォームにより壁や水回り設備及び床、畳などは新品になってますが、築25年の物件であったため、間取りは平成10年前後のバブル時代を彷彿とさせる部分もあります。しかしオシャレな空間を演出することは難しいかもしれませんが、実生活に不具合を生じるかといえば、決してそうではありません。

製造リーマンが購入した物件にはいまでは絶対に作らないであろう「広縁※旅館の窓際にある椅子を置いているスペース」や無駄に広いベランダなど自分たちが設計する場合、出てこないアイディアが多数存在しています。

 

こうした場所を「条件の不一致」としてとらえるのではなく、「楽しさ」や「付加価値」として考えるととても魅力的な物件となります。

 

そして、なにより「中古」の魅力は金額の安さです。

 

「中古」住宅の魅力

 

中古物件の金額

 中古物件の魅力はなにより「本体金額」の安さと「税金面」です。

新築で購入する場合4000万~5000万する物件でも、中古であれば半額程度で購入することも可能です。実際に製造リーマンが購入した物件は有名な「へーベルハイツ」の中古物件であり、敷地面積、床のべ面積から計算しても新築で建てた場合、上記の金額はかかっていたでしょう。

しかし、築年数もあり、半額以下で土地付きの物件を購入することができ、会社の補助も含めて月の手出しは3万~4万以内に収まっています。もちろんボーナス払いなしです。ローンは時短勤務を行っている妻名義で35年で組んでいますが、この低金利ですので繰り越し返済をする予定はありません。実際問題、金利自体は会社の毎月でる補助金で賄えているため、手出しとしては元本の返済のみを行っている状況にあり、賃貸で生活しているのと支払い環境としてはある意味相違ない状態にあります。

もちろんこれは、製造リーマンの会社の福利厚生の恩恵ですが、もしそれがなくても月5万前後となるため、新築購入時との返済額の差は歴然です。

「中古」といえど、壁や床、水回りの設備が新品になっていれば生活面では支障はありません。

 

税金面では住宅を購入すると一時的に発生する不動産取得税のほかに「固定資産税」と「都市計画税」が毎年発生します。

築25年となれば、家屋にかかる税金は20%前後まで低下しており、土地を含めても安価となります。

住宅メーカーによっては「固定資産税等は住宅ローン減税で賄える」ような言い方もされますが、住宅ローン減税は永遠ではありません。

一生涯かかる固定資産税を考えても「中古」には魅力があります。

※詳しい税金計算は下記のサイトを参照してください。

 

 将来性の違い

 

 以前、 当ブログ内でも記事にしたことがありますが、「家」というのは住む人や形態によって求められる用途が大きくことなるものだと製造リーマンは考えています。

今回、製造リーマン一家が「中古」物件を購入した経緯もそこにあり、子供たちが伸び伸びと暮らせる広い家で、近い将来には1人1人に部屋を与えてあげたいと考えていました。社宅ではこの願いは叶わなかったため、今の製造リーマン一家にあった家に引っ越したわけです。

 

しかし、15年後、20年後に現在の家の広さが必要であるかはわかりません。さらに言えば、現在暮らしている地域は関東郊外であるが、車が生活必需品であり交通の便も決してよくありません。

年をとったときに、こうした地域環境も考慮した場合、現在の家に住み続けることが理想的ではなくなる可能性が高いと考えています。

 

この時、「新築」で家を建てている場合、30歳でローンの支払いを開始し、繰り上げ返済しない場合は、単純に65歳で完済です。すでに子供たちも巣立ち、夫婦二人暮らしになっている家庭が一般的となります。

家の水回りの備品等の寿命は20年前後ですので、一部リフォームも考える必要がでてきますが、恐らく高い費用を払ってせっかく建てた家をこのタイミングで手放して住み替えることは考えられないと思います。

「中古」物件であれば、そもそも家にかかる費用は賃貸と変わらず、かつローン支払い後には「新築」同様にリフォームが必要な時期になりますが、かけてきた費用が半額以下であるため十分に住み替えの検討もできます。

家自体の価値はほとんどありませんが、土地自体の価値は地域環境に大きな変化がない限り多大に変動することはありません。

土地を売ったお金で新しい土地に夫婦二人暮らしにあった家を考えるもよし、サービスの充実した施設に入居するもよしです。

もちろん、家自体を保有したまま、子供たちが帰省する場所にして、自分たちは住み替えるなど、様々な選択肢がでてきます。

「新築」と「中古」では2000万~3000万単位で購入費用は変わってきます。この費用を運用したり貯蓄して将来の生活にとっておけるのも魅力の1つとなります。

 

最後に

「賃貸」か「持ち家」の論争は常に議論されています。「家」とは「住む人」が変化すれば求められるものが変わり、それは家族の時間経過による変化にも影響されます。

1年から5年程度の短いスパンで変化に対応する柔軟性を考えるなら「賃貸」一択ですが、家族を持ち、子供も落ち着いてきたときには、10年、15年と長期的なスパンで変化を考えることができ、将来性を含めて「持ち家」を検討する家庭も多くなります。

 

メリット、デメリットありますが、「持ち家」を検討している方は「中古」物件を考えて見学等をしてから「新築」を検討しても遅くありません。

 

人生における最大コストでもある「家」

 

しっかりと考え、家族と話し合い、自分たちにとって最善の行動をとっていきましょう。

 

最後までありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製造系企業の工場配属になった時の考え方の件

 

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。4月となり2020年度のシーズンが始まりました。4月のビックイベントといえば「新入社員」の入社そして配属です。製造リーマンも数多く新入社員のトレーナーを務めてきましたが、製造系企業の工場で生き延びてて成果を上げるためにはコツがあります。

今回は、製造リーマン10年以上勤め且つ実際にトレーナーとして実践してきたおすすめする考え方を記事にしていきます。

新入社員の方やトレーナーに抜擢された方の参考になれば幸いです。

 

 

工場での業務内容

【オペレーター業務】

基本的に工場配属となった方は商品を作る「生産ライン」に配置されます。一般的に名の知れた企業規模となると、1つの工場の中に複数の職場が存在し、1つ1つの職場内で複数の生産ライン抱えています。製造リーマンが勤めている工場でも5つ以上の職場があり、生産ラインは数十ラインあります。

新入社員の場合、初めから複数ラインの訓練を行うことはないため、いずれかのラインに配置されます。

配置された後は、「ルーティーンワーク」を完璧に覚えるまでひたすら訓練です。

基本的な業務内容としては、「機械操作」と「品質確認(定時検査)」となります。

 

【簡易な管理業務】

 製造現場は単純に機械を廻しているだけでは成り立ちません。「安全」や「品質」「コスト」や「資材管理」などなど、1つの製品を作るためには非常に多くの業務が複雑に絡んでいます。

こうした管理項目を職場ごとやラインごとに担当者を設けて、データ入力や会議などで情報の共有化を行い、トラブル時の対応などを行います。

 

【洗浄・清掃業務】

 

生産終了後には必ず機器本体と機器周辺の洗浄・清掃業務を行います。食品系や製薬系であれば消費者の体に入るものを生産しているため、とても重要な業務となります。自動洗浄が装備されているラインもあればマンパワーが必要となる部分もあり、生産ラインの特徴によって作業体制は異なります。

 

新入社員の心得

 

新入社員の場合、初めの数か月間は基本的な「ルーティン」の繰り返し単純な入力業務等が主な仕事となってきます。2か月もたてば機器の操作や製品検査の手順などは身につくため、多少「慣れ」が出てきます。

しかし、実際の製造現場の業務内容は奥が深く且つ多岐に渡るため、「ルーティン」を身に着けたからと言って一人前とはなりません。むしろやっと仕事を学ぶ土台ができたと考えるべきです。

 

オペレーター業務1つとっても生産中に発生するトラブルの対応やメンテナンス、品質確認や安全面の確保など学ぶことは尽きません。常に謙虚に先輩方の業務内容な対応を積極的に観察し「盗んでいく」ことが大切です。

ちなみに、「観察」は生産現場においてとても重要なスキルです。ここでいう「観察」とはただ単純に「見る」ことではなく、「見て、考えて、取り入れる」ことを指しています。先輩方の作業内容をみて「あの時はこうしてこうするとこうなるから、こうなるのか」と1つ1つの作業の意味や目的を考えながら「観察」する癖を身につけていきましょう。

 

 トレーナー(指導側)の心得

 

 多くの企業では新入社員の指導を担当するトレーナーや指導係が設けられています。役割としては直接仕事を教える役割のほかに悩みや不安などに対して具体的なアドバイスを求められる立場になります。

製造リーマンとしては、直接仕事を教えるのは必ずしもトレーナーでなくてはいけないとは考えていません。むしろ製造リーマンが過去にトレーナーを担当した際には、常に同一ラインに配置せず、あえて違う先輩社員と組ませるようにしていました。これには理由があり、まずトレーナーが常に仕事を教える立場にあると、考え方や仕事の仕方に偏りが出やすくなります。入社直後は一番「無」の状態であるので、いろいろな先輩社員から話を聞き、吸収するのに最適な時期です。この時期に狭い情報のみを信じ込むことは将来的な視野を狭めることになりかねません。

また、仕事内容として生産現場では安全面などできつく注意が必要な時もあります。こうした時が続いた場合、トレーナーとしか職場内で接点がない場合、逃げ場がなくなってしまいます。トレーナーはメンタル部分のケアが一番重要な業務となるため、対話を行う際に障害が発生しないように努める必要があります。

近年の新入社員は10年前の時代とは大きく異なり、入社時点で非常に広い視点や視野を持っていると感じています。これはSNSにより世界中の他者の考えや生活情報を日常的に観察しているため、価値観や世界観が広がっていることが大きいと考えています。年の近い先輩社員がトレーナーを担当する場合には価値観や考え方にギャップが生まれる懸念は低いですが、5年、10年離れるとそうはいきません。

こうした時に過去の概念を押し付けるのではなく、しっかりと「意味」と「目的」を合理的に伝えることが大切となります。論理的解釈ができない事柄に対する拒否反応や不信感は近年の新入社員の特徴です。逆に言えば、かっこよく説明できれば一気に信頼を得ることのできるチャンスでもあるため、トレーナー側も指導をする前にしっかりと仕事内容の再考と分解、解析を行っておきましょう。

 

 新入社員の方々へ

製造系企業に就職して工場などの生産現場に配属されると様々な世代や学歴の人たちが働いています。そこにはたくさんの価値観が存在しており、なかには受け入れがたい態度や指導方法を経験するかもしれません。※キレる上司などなど

 

 また、有名な大学などを卒業した学卒の方々は特に「ルーティン」を覚えたあとに「いつまでこんなことやるんだろう」と自分の仕事に対して不安を覚えるかもしれません。

 

しかし、生産現場での仕事内容は本当に奥が深く、1年や2年では「楽しさ」を感じられません。生産現場は「製造系企業のコア」です。もし、生産現場で品質に異常のある製品を作ってしまい、それを消費者が知らずに食べてしまって健康被害が出てしまえば企業の存続にかかわる大きな事件に発展します。また大きなトラブルにより多くの不良品が発生していまえば、たくさん不良品がでたからその時だけ値上げするなんてできないため、コストロスが発生し企業の財務に大きな影響を及ぼします。

 

生産現場は非常に閉塞的な空間であるため、目の前の製品にしか目が行きにくい環境かもしれません。しかし、日々の生産活動の先に、企業の今後や消費者の健康につながっているのは間違いありません。

 

大きな視野を持って、仕事の意味や目的を理解し、その先にある楽しさに気付けるようになると、なかなかやりがいのある仕事です。

 

最後までありがとうございました。

 

「コロナ」問題と資産運用について

 


お疲れ様です。

 

製造リーマンです。

 

約1年ぶりのブログ更新になります。この1年いろいろなことがありブログの更新が途絶えてしましました。これからは資産運用の記録を行うためにも定期的なブログ更新を目指していきます。

 

さて、かなり久しぶりのブログなので色々と書きたいことはあるのですが、やはり昨今の「コロナ」をいま取り上げないわけにはいきません。

「コロナ」による製造リーマンの資産状況の

変化と考え方を紹介していきます。

 

 

製造リーマンが行っている資産運用

まずは、製造リーマンが現在行っている「資産運用」を紹介します。

 

  • 積み立てNISA(配偶者分含む)
  • 投資信託(楽天証券)
  • 現物株(長期配当目的)
  • 終身保険
  • ソーシャルレーディング
  • ワンルームマンション投資

 

製造リーマンは計6種類の商品にて資産運用を行っています。資産運用のプロフェッショナルの方々から見ると、「投資に含まれない」または「投資してはいけない」と言われる商品もあるかもしれません。

 

製造リーマン自身も「失敗したかな」と思った商品もありますが…

しかし、資産運用は全て長期による運用での成果を目的としており、直近でお金持ちになりたいという邪念はありません。長期で見たときにこれらの商品はきっと製造リーマンに利益をもたらしてくれると考えています。

 

1つ1つ紹介していきたいのですが、今回は上位2つの商品でコロナ絡みで大きく変化した

  • 積立NISA
  • 投資信託

の2点について紹介していきます。

今後もこの積立NISAと投資信託については、軌跡を残すためにも月1回はブログ内で現状報告していきます。

 

製造リーマンの「積み立てNISA」

製造リーマンは自身の口座と妻の口座で積み立てNISAを行っています。製造リーマン自身は過去にゆうちょ銀行でNISA口座を開設し「リート」を運用していたため、1年遅れで積み立てNISAを開始しています。

 

現在運用している口座は妻も含め「SBI証券」を利用しており、現物株もこちらで運用しています。

積み立てNISAで運用している商品は下記のとおりです。

 

製造リーマン:三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)f:id:tw_forest:20200401064544p:plain

※2020年3月30日時点

 妻     :楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンドf:id:tw_forest:20200401070504p:plain

※2020年3月30日時点

積み立てNISAでは「米国」様の経済成長にすべてをかけています。

楽天VTIとeMAXIS米国それぞれに投資することにより、最終的なパフォーマンスの差を検証できればと考えています。

 

昨今のコロナウイルによる世界市場の下落により、評価額としてはマイナス指数となっていますが、まったく気にしていません。もともとは損益%が+20%超えで推移していましたが、永久に上がり続けることはありません。今回の下落時期に淡々と積み立てを続けることこそ「インデックスファンド」の意味であり、強味であるため、長い目でみていきます。

 

製造リーマンの「投資信託(楽天証券)」

 

製造リーマンは可能な限りの生活費を「楽天カード」にまとめて支払いを行っています。使いやすくわかりやすい楽天ポイントはとても重宝します。

「投資信託」では楽天カード引き落としで合計2万/月の投資を行っています。

投資している商品は下記のとおりです。

 

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

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三菱UFJ国際-eMAXIS Slim世界株式(除く日本)

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上記の2つの投資信託に1万/月計2万を投資しています。積み立てNISAと商品が被っていますが、楽天証券での投資信託では製造リーマンが勝手にeMAXIS米国とeMAXIS世界のどちらが高パフォーマンスを発揮するか同時同額で開始した場合の比較検証を行っています。

現状ではこちらもコロナにより同時に値下がりが発生していますが、今後も粛々と淡々と長期で運用していきます。

 

「 投資」を行う上で大切だと考えていること

株価が暴落し、世界中で先の見えない市場環境となっている現在ですが、投資を開始するには最適なタイミングなのかもしれません。

世界中が原因と先行きが見えないウイルスにより経済に深刻なダメージを受けている状況ですが、こうした環境下だからこそ輝くセクターも存在します。

しかし、プロの投資家であればこうしたお宝銘柄を嗅ぎ分け、先行して投資を行い一攫千金を獲得できるのかもしれませんが、製造リーマンを含め大多数の人は失敗に終わります。

インデックス投資であれば、国や世界全体の経済成長に投資ができ、いいとこも悪いとこも含めて長期目線で投資ができます。一時期的には落ち込むこともあるかもしれませんが、人類の発展とともに世界経済は何度もこうした局面を耐え抜き成長を続けています。

 

 

「市場から離脱しない」=「継続」が投資を行う上でともても意味を持ちます。インデックスファンドは我々一般社会人の強い味方と信じ、今後も積立を続けていきます。

 

 最後までありがとうございました。

働き方改革と「残業代減少」の件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。「働き方改革」が現在進行形で着々と進んでいる昨今。これによる副産物である「残業代」の減少が住宅ローンをはじめ、家計に大きなダメージを与えています。

 

製造リーマン自体は独身時代には仕事環境上、致し方なく「残業フルワーカー」であり、それを特に不満にも感じていませんでしたが、結婚、子供と環境の変化によっていまでは「残業嫌い」です。

今回は、この「働き方改革」の副産物について記事にしていきます。

 

#目次#

 

「残業代」を見込んだライフプランはそもそも異常

「残業代」は通常の業務時間外も頑張って働いたことにより得ることのできる手当ですが、「残業」が必ず発生する環境というのは、そもそも異常な職場環境です。

 

こうした職場にはなにかしらの問題点があり、「仕事分担における人員不足」や「仕事の非効率化」などが隠れている場合が多々あります。

 

製造リーマンが経験した職場では、当時の上司が人件費削減による成果を上げたいが為に、人事異動や人員整理を完全にミスしており、根本的に人員が不足する事態が発生し、強制的に残業が発生する異常な状態となっていました。

 

こうした、特殊な環境を除き、「残業」というのは基本的にないのが当たり前という考え方だと製造リーマンは考えています。

 

今日も残業だー

 

と自慢げに話す人もたくさんいますが、上記に挙げたような自力ではどうしようもない職場環境を除き、毎日のように残業しないと仕事が終わらないのであれば、それは仕事の仕方や分担を自ら見直す必要があります。

 

自分がもともと設定されている就労時間内に処理できる仕事量(力量)を把握することができれば、こうした事態は発生しないはずです。

もちろん、製造業をはじめ、ほとんどの職種には突発的なトラブルや一時的な管理業務の増加があるので、残業0時間は難しいかもしれませんが。

 

そして、残業の本質は上司、会社からの「指示」「依頼」であり、自身で「今日は何時間残業していくら稼ごう」とコントロールできるものではありません。

 

このコントロールできないもの⁼残業代をライフプラン上の生活水準において、もらえる前提で人生設計をしていれば、確実にズレが生じてきます。

 

考えれば当然かもしれませんが、私たちには自分でコントロールできないものが大半であり、経済における自力など微々たるものでしかありません。

 

自力で管理が可能なのは、現状貰っている基本給や家族手当、交通費など福利厚生の手当を含めた給料程度です。

これについても、業績が著しく低下したり、リストラなど自力では管理できないことがあるように思えますが、社内における立ち位置は、まだ自力で何とかすることができる内容です。ある程度成果を出していれば、リストラ候補にはならないでしょうし、売り上げに貢献したり、コストダウンに貢献すれば、企業の業績低下も微力ながら抑えることができます。

 

しかし、残業については企業にとってもデメリットがあり、就労時間を過ぎ、疲労などから集中力が低下し、業務効率も低下していく為時間帯である為、コストパフォーマンスは決して良いとは言えません。

 

つまり、そもそも残業は自身にとっても企業にとっても良い点はなく、減らしていくことが当たり前であるのに、残業代を当てにしていることが異常だと製造リーマンは考えています。

 

住宅メーカーのローン計算における恐怖

この残業代の減少により、「住宅ローン破産」が増加しているというニュースが話題となっています。

 

これは、完全に働き方改革における副産物と言えるでしょう。

 

製造リーマンもちょっと前まで「持ち家」を検討していた時期があり、住宅メーカーと色々と打ち合わせをしていました。

何種類も見積もりや支払シミュレーションを見せられ、最終的には購入には至っていませんが、この経験があるからいまの「住宅ローン破産」のニュースに対して色々と考えることができています。

 

住宅メーカーから見積もりや支払シュミレーションを貰ったことがある人はわかるかもしれませんが、住宅ローンを組む時には「年収」で計算します。

 

「年収」ということは、「手取り」ではありません。年収など会社からの支給額でしかなく、控除額は人それぞれ異なる為、実際の生活費は「手取り」で考えることになります。そして、あくまでも住宅ローンの支払いは「手取り」の中から支払うことになる為、この時点でレバレッジがかかっていることになります。

 

更に、ここに残業代というコントロールできない金額が乗ってくるため、更にレバレッジをかけているのと同じことになります。

 

こうした住宅ローンを数千万規模で借り入れていれば、幾ら低い年利である現代でも残業代がなくなった時点で支払うことは困難になるでしょう。

 

私は住宅メーカーからもらった支払シュミレーションの資料をもとに、家に帰ってエクセル表で現在の「手取り」を基本とし、最低限の年収増加(会社規定上の最低値)を含めて手取り支払シュミレーションをしました。

 

この手取り支払シミュレーションは、正直住居を買うのであれば必ずやるべき事項であり、これをやらずに住宅メーカーのいうがままに住宅ローンを組むなど、恐怖でしかありません。

 

人生設計は「年収」ではなく「手取り」という現実により近い数値で管理していくことで、将来のズレを少なくするだけでなく、こうした無謀ともいえるローン地獄を防ぐこともできます。

 

残業時間はもともと減らせた?!

下記の表を見て下さい。少し古いデータですが、残業時間の推移です。

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残業時間の推移

表をみると、2016年までの5年間で10時間以上の残業時間が減少しています。恐らく現在はさらに減っているでしょう。

 

残業代の計算は会社によって違いますが、もし2012年当初に残業代として30時間で月5万貰っていた場合、10時間減った20時間では3万円前後の金額まで減少します。

 

年間に直せば20万以上の減少であり、年収300万、400万が平均である日本では大きな差になります。

 

しかし、残業時間が減少しているということは、人員の増加以外の要因をを考えると業務効率の向上しかありません。

 

毎年、減少していけているということは、そもそも無駄な残業をしていましたと言っているような物だと思います。

 

経営者、経営職側からみれば、「今まで残業時間でなにしてたんだ」と言いたくなってしまうかもしれません。

 

昭和ごろの日本人は食べるために働くことが常識であり、「24時間戦えますか」と平気でCM流す時代である為、残業は「常識」だったと考えられます。

 

しかし、現状は異なり、認知の世界に世の中は変化しています。

食べることに困った経験のない人がアラサー以下の世代となる為、この世代については残業込みでの業務は考えていません。

 

これからの働き方を考えるうえで、「何のために働くのか」というのは1つのキーワードになってくるのかもしれません。

 

最後に

働き方改革という言葉が浸透してきた世の中でも、まだ残業による頑張りが評価されているのが現状です。

製造リーマンの会社でもたくさん残業して「おれ、頑張ってる」アピールしている40代、50代の上司はたくさんいます。

「残業すること」が評価されるのではなく、「なにをしたか」がしっかりと評価される時代がくることを願っています。

私たちは資産運用を行い、会社に依存せず「楽しく働く」ことができるように仕事との向き合い方を考えていきましょう。

 

最後までありがとうございました。

 

「老後2000万」というパワーワードの件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。「老後には2000万」必要という金融庁の報告について、製造リーマンなりに思うことを記事にしていきます。

#目次#

 

「老後2000万」というパワーワード

老後にかかるお金は様々ですが、「2000万」という金額については、そこだけを切り取ると確かに強烈なパワーワードです。

 

しかし、もともと老後の生活には「3000万」必要なんて話がよく出回っている為、今回の「2000万」必要という話も金額だけ見れば、さほど情報としてはインパクトはないように感じます。

 

しかし、今回は金融庁が突然発表し、内容として「年金」という今の労働世代にとってとてもセンシティブな事情が絡んでいるため、話題になっていると感じています。

 

我々、日本に住んでいる国民は働いた給料から当然ですが、国に保険料を支払い、それが年金等の源泉となっています。

 

そして、国は国民から集めた資金を元手に運用を行い、現在のシニア世代に年金を払っています。

昔から言われていますが、この年金制度上、今の労働世代がシニア世代になったとき、国に源泉を収めてくれる労働世代は確実に現在より少数であり、よほど運用利回りが良くない限り、受け取れる年金は少ない可能性が高いというのが一般論となっています。

 

製造リーマンの年齢であるアラサー世代にとってはまだ20年以上確実にあとの話である為、本当に受け取れる年金がいくらなのかは、その時になってみないとわかりませんが、現時点での予測に基づき、老後のことを視野に入れとく必要は当然ながら重要になります。

 

さて、今回の「2000万」ですが、単純な話、国としては年金では賄えない金額であり、その「水準」の生活がしたければ、残りは自分たちでどうにかしてねっていうことだと製造リーマンは認識しています。

 

この内容だと「文面」だけをみれば、国民にいきなり老後の生活を維持するための準備を丸投げし、無責任ととらえられても、致し方ない発表ではあると思います。

 

しかし、こういう話は色んな角度から見ることもとても重要だと、製造リーマンは考えています。

 

「年金」に対する認識について

「年金」ってそもそもなんなんでしょうか。

 

ネットで「年金 とは」と調べると下記のように示されています。

年金とは、毎年定期的・継続的に給付される金銭のことである。また、年金を保障する仕組みとして年金制度も指す。制度の運営手法によって、公的年金と私的年金に分類される。また個人年金は私的年金とは別に分類する場合が多い。 年金の主な給付事項は、老齢給付、障害給付、遺族給付の3つがある

※ウキペディア より

 

毎年、定期的に、一定の年齢に到達すると支払われる給付金が年金です。

 

「老後の生活を保障する制度」という直接的な意味はありません。

 

つまり、「老後の生活を補填してくれる制度」くらいの認識でいるほうが自然なのかもしれません。

本来、現役時代と同じように生活するためには、現役時代に見合う給付金が必要となりますが、そこまでの金額はまず受け取れません。

 

つまり、「年金」だけで生活をしていこうと考えると、通常は一定度の生活水準は落とす必要はあると製造リーマンは考えています。

 

その金額が「2000万」なのか、否かは正直「個人による」としか言えないと思います。

 

もしかしたらもらえる年金だけで、月10数万で十分に生活できる人達もたくさんいるでしょう。

趣味にお金がかかる人達もいるでしょう。

 

そうした時に、この「年金」でなんとかしようというのは、将来を見据えたときに少し無理があるように感じます。

また、国としても個人ごとの生活水準に適切な年金を用意することはできませんし、制度として管理するのは現実味がありません。

 

製造リーマンの「年金」に対する認識は上記の通りで、そもそも収めている金額をすべて回収することは期待してませんし、最低限もらえる金額を推測してそれに見合った生活水準を考える。

こんな感じです。

 

「2000万」必要と発表するならしっかりと説明するのが責任

国が「老後」について、言及するとき一般社会からかけ離れた内容を言い出すのが批判の種となっています。

 

しかし、今回は具体的に金額まで発表しているため、なぜその金額が必要なのかを一度説明するのが責任だと製造リーマンは考えます。

 

「報告書は受け取らない」、「根拠がない」と国会では議論となっていますが、火のないところに煙は立たないので、なにかしらの根拠かデータがあって金融庁はその試算をしたはずです。なんせ、頭のいい人たちのはずですから、適当な計算はしていないはずです。

 

そうした時に、果たしてこのふわふわとしていた「年金」「老後」の問題について、このままうやむやにすることが、国民に対する正しい姿勢なのか、この点が製造リーマンとしては引っかかります。

 

そもそも、「NISA」、「つみたてNISA」、「iDeCo」など非課税での運用を行える制度ができた時点で、国としては国民に「貯蓄から投資へ」の裏メッセージとして、「自分たちで必要なお金はそろそろ自分たちで考えよう」という狙いがあると製造リーマンは捉えています。

 

国の年金運用が十分に上手くいっていて、本当に国民1人1人を満足させられる水準の年金や他の給付金、手当などを準備できるのであれば、こんな制度を整える必要はありません。国がすべて投資や資産運用を行えばいい話です。

投資は資金が大きければ大きいほど運用水準が比例していくため、好都合です。

 

しかし、現実は厳しく日本ではまだまだ投資に対してのイメージは変わってなく、数パーセント程度の普及率となっています。

「タンス貯金」という日本独自の「40兆円以上」とも言われている財産は、いまだに個人宅に眠っており、投資に対してネガティブな人に対して、この程度のメッセージでは弱いのが実情です。

 

では、どうすればいいか。

私は、ありのままの現実をまず「伝える」ことも必要だと考えます。

老後の準備をするのに貯蓄だけで賄える人であれば、正直タンス貯金でもなんでも良いですし、投資には「リスク」がある為、国が直接的に「投資をしろ」とは言えません。不利益が生じた際に責任問題となっては大変な事態になるので当然です。

 

国が用意できるのは、一定水準の年金であり、この年金制度自体が「破産」することは現実的に考えられません。万が一、年金が破産するときには既に日本という国自体が運営できていないので、今勤めている企業などとっくになくなっているでしょう。企業と国のどちらが破産(倒産)する可能性が高いかはいうまでもありません。

 

しかし、破産はしなくても「減給」は十分に考えられます。これは実際の受取金額だけではなく、受給開始時期の延長なども含みます。

 

では、国にいくら用意してもらえば満足できるのか。

 

60代で引退し月20万の暮らしを20年過ごした場合、単純に4800万円です。

年金の平均支給額は男性で月16万程度です。つまり月4万円の赤字です。これが20年続く場合は960万の手出しが必要となります。

 

人生100年と考えた場合、あと15年から20年ですからこれで「2000万」です。

 

これ全てを国に用意してもらえば、満足できるのか。月20万でも不十分と考える人は多数存在するでしょう。

 

つまり、自分がどんな老後を過ごしたいのか、もうこれに尽きると思います。

その生活に、水準に大体いくら必要なのかは「自分」で考える必要があります。

 

国は国民に対して「現状の試算」を正しく伝え、いったん将来のもやもやを晴らして、自分たちで考えるきっかけを与えることも重要な役割なのでは、と違う側面から考えています。

※知らないほうが幸せなこと、場合もありますが。。。

 

結局はどんな「老後」を過ごしたいかに尽きる

製造リーマンが考えている老後は「シニアで働きたくない」これだけです。

 

最高でも65歳で仕事は「引退」します。趣味程度に働けるとしても「食べる為に働く」ことは考えていません。

 

この為には年金だけに頼っていては、さすがに心もとないので、資産運用を行い、老後に向けて少しずつ準備をしています。

「つみたてNISA」もそのほかの投資もすべてその為と言っても過言ではありません。

 

私にとって投資は「お金持ち」になる為ではなく、長い年月、時間をかけて資産を築き、長い人生に備える為の「手段」です。

 

リスクもありますが、20年、30年スパンで物事を考えれば、リスクもドルコスト法に基づく「時間分散」によりリスクヘッジが可能です。

 

「結局投資の話か」と思う人もいるかもしれませんが、これ以外に自分の資産を労働以外に増やす手段はありません。(宝くじを含むギャンブルは除きます)

 

もちろん、投資は絶対ではありません。貯蓄も大切で、その結果から得られる資産で生活するのも個人の自由です。働き続けることも自由です。

 

本当に個人の趣向に合わせて、「今」も「老後」も過ごしていけばいいのです。

 

最後に

今回の「2000万」というパワーワードに簡単に踊らされてはいけません。

 

なるほどねー

 

程度に捉えられるくらいの心の余裕と視野を持つことが大切です。

本当に2000万必要なら自分ならどうしようか、自分の生活水準ではどうなのか、調べて考えるきっかけと思えば1つ上の視点で物事を見れると思います。

 

人生はどうやっても1度しかありません。

 

なにをどうやっても日本で生きていく限り「税金」も払うし「年金」ももらえます。

貰えるものはもらっといて、それ以上は自分で稼いだ資産をどうするかを考える。足りるか足りないかは蓋を開けないとわかりません。

 

製造リーマンも可能な限り情報を集め、その情報に踊らされず、自分で考えてまだ見えぬ将来にむけて準備しながら、「今」を楽しく生きていこうと思います。

 

最後までありがとうございました。

我が子への関係性?考え直すアラサー製造リーマンの件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。私には2人の子供がおり、長男が4歳、長女が1歳です。長男が3歳になったころから、どうしても子供との衝突がが絶えず、日々子育てに悩む日々です。

 

今回は子育てについて、最近考えていることを記事にしていきます。

 

#目次#

 

子供は自分の生き写し?自分の子供のころなんて覚えてない

先ず、記事の前提条件として、製造リーマンは長男と上手く接することができていません。「自分の子供でしょ」と言われてしまうと、そうなのですが、どうしても長男の1つ1つの行動が「気になってしまう」「引っかかる」のです。

 

「親なのに肝が小さい」「親が子供なんだ」と思われる方もいるかもしれません。

事実、私自身も子供に自分の怒りをぶつけてしまった時には自己嫌悪が一気に押し寄せてきて「自分がダメなんだ」気持ちが塞ぎこんでしまいます。

 

そうした時には妻にも迷惑をかけてしまうほど無気力となってしまい、家族にとってはいい迷惑な人です。

 

長男は私と性格が正反対と言っていいほど気が合わず、なんというかなにかと私が思うこと、こうしてほしいと思っている反対側の行動を完璧に行います。

 

こうした時に勝手に裏切られた感じというか、「なんで」「どうして」とイライラとした感情が心を埋め尽くし、自分で感情をコントロールできなくなってしまいます。

 

よく、子育ての本やネットの情報に「子供は自分の生き写しである」「自分の嫌な部分を見るからイライラする」などと書かれていますが、そもそも自分の幼少期など覚えていません。そして、今の自分の嫌な部分、短所など客観的に見れている人はなかなかいないと思います。長男の行動に対する嫌悪感が自分の行動とリンクしていれば、妻からなにかしらのツッコミが入るはずです。

 

しかし、妻ともよく長男のことについては話し合っており、長男の問題点については共通認識でいます。(妻は私よりもっと大人なのでイライラをぶつけたりしませんが)

 

親は親、子は子

 

決して、遺伝子レベルで性格や行動の1つ1つまで受け継がれてるとは思えません。

 

単純に自分の感情の中の急所を長男の行動がドンピシャで突いてきているのでしょう。

 

親が子に「怒鳴る」ことの問題点

親というのは子にとって絶対的な存在であることは製造リーマンの理解しています。確かにそんな存在に怒鳴られてしまっては子供は家庭内で行き場をなくしてしまい、精神的に何かしらの影響を及ぼすかもしれません。

 

将来的にどのような影響があるかは専門家でもないし、未来は予測できない為わかりません。しかし、確実に言えるのは怒鳴ってしまった時の子供の目が訴えている恐怖は親にとっても非常に恐怖です。

 

会社での上司と部下の関係性と違い、親と子の場合、利害関係や信頼関係など関係性を築くうえでメリット、デメリットで語れる関係性ではありません。

変わること、変えることのできない、しかし複雑で、永久に続く関係性

 

「怒鳴る」という行動がこの関係性をより複雑にしてしまうことは製造リーマンも実感しており、毎度、毎度「もう怒鳴らない」と頭では考えています。

 

部下の育て方と子の育て方は同じと考えるようにする

結局は仕事における部下や同僚との関係性を保つための方法と子育ては共通するのです。

 

それは

 

「価値観」や「考え方」を受け入れる

 

人と人との関係性はいかにこれができるかにつきると製造リーマンは「仕事上」では考えていました。

 

過去の記事でも語りましたが、人の感情や考え方はコントロールできません。当然ですが、育った環境や受けた教育によって価値観が培われ、そこから派生して様々な理論や考え方が生まれます。

 

そこに他人の価値観を強要することなどできるわけがないのです。

 

仕事で関わる人は全て「他人」であると明らかに「認識」でき、社会に出ている時には家庭での自分とは違う自分になれる為、上手に10年間勤めてこれました。

 

しかし、家庭では少しだらけた自分でいたいし、子供を「他人」として「認識」することはできません。

 

この「違い」から散々、社会で失敗してやっと理解したこの「価値観」と「考え方」もついて長男に対する接し方の面で実行できていませんでした。

 

子供は子供、彼のいまの「価値観」があり、それによって「考え」行動している。

 

そこに親としての自分の考えを押し付けようなんて、あまりにも都合がよすぎる話であるわけです。

 

自分の感情はコントロールできるもの

世の中にはコントロールできるものとできないものがあります。

 

天気、金融、相手の感情、考え方、価値観などなど、世の中のほとんどのものはコントロールできません。

 

世の中のコントロールできるものとは、「自分発信」のものです。行動や考え方、感情です。逆に言えば、人によって左右されないようになると、とても「芯」のある大人になれると思います。

 

製造リーマンもまだ家庭内ではここのコントロールが不十分であり、長男と衝突していますが、今回のアウトプットを通じてもう一回り、「芯」のある大人になりたいと考えています。

 

最後に

子供って1人1人違うし、子育ての本を読んだからと言ってそこに書かれている対策が自分の子供に当てはまることのほうが少ないでしょう。

 

結局は親がその子供の「個性」を受け入れる

 

これしかないのです。

 

そして、社会的に必要な教養を教えるときには、たまには感情を出して伝えることも人間らしくて伝わりやすいかもしれません。

 

しかし、日常的に感情を出して「怒鳴る」などのしつけをしていては子供にとってはつらい家庭となってしまうのかもしれません。

 

製造リーマンも今までの関係性は反省し、今後は長男とも上手く接していきたいです。

 

最後までありがとうございました。

喫煙をやめて喫煙者収入を得れる立場に変化して3年が経過した件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。私事ですが、タバコをやめて3年が経過しました。

 

近年、喫煙者に対する風当たりの強い社会になっており、会社や工場でも喫煙者が文字通り煙たがられるようになっています。

今回はタバコについて記事にしていきます。

 

#目次#

 

喫煙者になるならタバコ銘柄の株を買ったほうが得!?

製造リーマンは20歳になったころから、タバコを買うようになり、5年間くらい喫煙者でした。

 

喫煙を始めたきっかけはいわゆる「タバコミュニケーション」に憧れがあり、直属のあこがれの上司が大のタバコ好きだった為、一緒に喫煙部屋で仕事の話がしたくてタバコを吸い始めました。

 

しかし、結婚して家計管理を始めたときに、タバコ代を改めて計算した時に年間で6、7万円近い支出となっており、自分の自己満足の為に支払う金額としては、あまりにも大きすぎると実感するようになり、すっぱりタバコをやめました。

 

それと同時期に資産運用も始めており、日本株投資も少しずつですが始めています。

 

この時、インカムゲイン狙いで投資を始めたため、自ずと「利回り」と「配当性向」などを基準に投資先を探していると「日本たばこ産業株式会社」を見つけました。

 

当時は正直投資をしてみたくて、そこまで深くは考えていませんでしたがここなら投資の狙いにも合っているなと思い、100株購入しました。

 

この時点で「喫煙者=タバコ会社のお客様」から「株主⁼タバコ会社の利益を享受する立場」に変化しました。

 

今までお金を払う立場だったのが、その払込先から年2回「配当金」という形でお金がもらえるということは180度違う立場になります。

 

どっちが人生において「得」か

 

なにを「得」と、とるかは人によって違うかもしれませんが、少なくとも製造リーマンにとっては「ひとときのやすらぎ」の為に、多大な支出を伴うより、年1万でも2万でも「不労所得」を得るほうがよっぽど「得」であると感じました。

 

タバコをやめた後に喫煙所にいる同僚に対して思うこと

タバコをやめた後もたくさんの上司や同僚が喫煙所で楽しそうにタバコを吸っているのを見ていると、今までは「何話しているのかなー」とか「タバコ久しぶりに吸いたいな」と思っていましたが、投資を始めた後は違います。

 

悪い言い方をすると「どんどん買って利益に貢献してくれてありがとう」と思っています。今はもう少し枚数多いですが、当時は最低枚数の株主です。

 

しかし、それでも株主としては、企業の利益に貢献してくれている人というのは、最終的には「配当金」という形で私に利益をもたらしてくれる貴重な人々です。

 

搾取される側からもらう側になるというのは、物の見方、感じ方も大きく変わるのです。

 

配当金から生み出される価値

タバコを吸っているころは「労働収入」しかなく、そこからタバコという嗜好品に消費活動を行っていました。

しかし、配当金をわずかにでも得れるようになると、そこから資産運用に対する物の見方、大きくは価値観も変わります。

 

製造リーマンの場合は、学生自体にバイトをしたことがなかった為、「収入」というものを得たのが、就職後の給料がスタートであり、それ以外の「収入」は得たことがありませんでした。

 

「配当金」を得ることにより「収入」を得る手段が1つでないという実体験を得ることができたのがなによりも収穫でした。

 

これにより、世の中にはもっと有益な情報や資産運用先、優れた価値観があるのではないかと考えるようになり、今の資産運用につながっています。

 

最後に

製造リーマンは「お金は有限」であると考えています。

恐らく、今からトレーダーを行ったり、宝くじを買ったりして人生一発逆転は起きません。

そうなってくると、人生で得られるお金というのはある程度「有限」となってきます。

 

この「お金」をいかに増やしていくか、価値あるものに投資していくかは今後の人生に必ず役に立つと考えています。

 

喫煙者でこの「有限」である「お金」を垂れ流しにするより、その利益の一部を「不労」で貰える立場に変化することは、プラスαの価値になります。

 

今後もなにに価値を感じて消費するか、投資するかを考えながら行動していきたいと思います。

 

最後までありがとうございました。

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「高卒」就職のプランニングは中学生から始まる件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。私は高卒で一部上場大手企業に就職し、現在まで10年間働いています。高卒での就職の場合、キャリアプランや就職先の選択肢などが大学卒とは大きくことなります。

 

今回は、高卒就職のプランニングついて記事にしていきます。

 

#目次#

 

高卒で就職する場合、高校選びが最重要

タイトルの通りですが、結論からいうと、この通りです。高卒で就職する場合、基本的には高校に来る求人の中から、自分が勤めたい職種や企業を選択し、面接や試験をうけにいくことになります。

 

つまり、高校の知名度や過去の実績、企業との繋がり次第でどのような企業に就職できるかが決まってきます。

 

自分がもし、高卒で工業系の企業に勤めたいのなら自然と「工業高校」が選択肢のトップになるでしょう。事務系なら「商業高校」、食品系なら「農業高校」などなど。

 

これらの「高校」への進学は「中学生」の時点で判断することになります。それゆえ、高卒での就職は中学生からプランニングすることが大切となってくるのです。

 

高卒での就職までの道のり

高卒での就職の場合、面接や試験を受けれる企業は基本的に1度に1社のみです。

※製造リーマンが知る限りの情報です。

 

この面接した企業から内定をもらえるかどうか、結果が出るまで他の企業を受けることはできません。

ここが大卒での就職と大きく異なる点になります。

 

予め高校に来た求人のなかから、1社に絞り、そこに全力投球してあとは結果を待つのみという、とてもハイリスクな選択となります。

 

ただでさえ、高校の特色により一定度狭い選択肢のなかから就職先を選択するのに、受けれる企業はその中からたったの1社です。

この1社を逃すと、あとは残り物の求人の中から探すか、進学に方向転換するしかありません。

 

もちろん残り物の求人ですので、条件面や就職先の土地柄など、同級生が選択しなかったなにかしらの理由がある求人になります。

 

なかには、2次募集という形で大手企業が後から求人を出す場合もありますが、そこには同級生が集中するでしょうから、高校内での推薦など更にハードルが上がるでしょう。

 

とりあえず、大学や専門学校に行ってもやりたいことないし、勉強もしたくないから高卒で就職しとくか

 

みたいな軽い気持ちで高卒を選択する方もいるとは思いますが、ある程度満足できる水準の企業に就職することを狙うのであれば、高校選びや高校生活での振る舞い(内申点)など就職という未来に向けて、行動を行うのが望ましいでしょう。

 

高卒での就職先について

製造リーマンが高卒で就職する際に多く目にした求人は「現場仕事」がある企業が圧倒的に多い印象でした。

例えば、工事現場を抱える建設業や食品、薬品などの自社工場を持つ企業、飲食店のホールや仕出しスタッフなどです。

 

これらの仕事は「体を使う仕事」であり、ルーティンワークが業務内容の主軸となります。比較的若く、専門的な知識などがまだ不足している高卒でも、十分に戦力となれる職種だと思います。

また、現場経験がとても重要で、現場なくして成り立たない職種でもある為、高卒社員はとても重宝されます。

 

大卒と一緒に働く機会が出てくる場合も多々ありますが、しっかりと18歳から勤めていれば、決して大卒に負けるとは製造リーマンは思っていません。

 

この点についても、18歳から勤めていくわけですから少しでも自分が興味のある職種を選択することができれば、より充実した社会人ライフを送ることができるでしょう。

 

最後に

中学生のうちから「高校出たら就職するんだ」と考えて高校選びをする人はあまりいないかもしれません。

しかし、もしそのような選択肢を考えている方がいれば、最終的な着地点である就職先も視野にいれて、職種や繋がりを含めて高校選びをすると、少しは望んだ未来に近づけるかもしれません。

 

最後までありがとうございました。

~PS~

ちなみにですが、製造リーマンは少し反抗期?が遅くて、中学生の時に非常に両親との関係性に悩んでおり、「少しでも早く自立したい」という、エッジの効いた理由から高卒での就職を考え、高校選びを行いました。

高校では部活動に勤しみ、皆勤賞など内申点を積み重ね、最終的に狙い通りの大手企業に就職することができました。

※大手企業を狙った理由は、地元採用ではない為、親元から離れられるかもという、なんとも反抗期らしい考えが始まりでした。

以上、製造リーマンが中学生から高卒での就職を考えた理由でした。

 

つみたてNISAでのインデックス投資の件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。私はつみたてNISAが開始された2018年から運用を開始しています。製造リーマンが行っている投資の中でもこのインデックス投資は「主軸」となる投資であり、長期的な視点で資産の増加を図っています。

 

今回は、製造リーマンが投資している投資信託と将来的に予想している資産額を記事にしていきます。

 

#目次#

 

つみたてNISAで投資している投資信託

製造リーマンが現在投資している投資信託は下記の通りです。

 

① 製造リーマン(夫)投資枠 

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」

 

② 妻の投資枠       

「楽天ー楽天・全米株式インデックス・ファンド」

 

上記の2つは商品名からもわかるように共に「米国」の株式に対するインデックス投資になります。

 

この2つの商品を選んだ理由はとても単純で

 

① 長期的なトレンドでみると米国株に勝る指標は存在しない為

② 米国株の個別株投資を行うよりもNISA枠を利用したインデックス投資のほうがハードルが低くリスク分散も確実である為

 

この2点です。

 

そもそも、日本株はネガティブなイメージが強く、インデックス投資で日経平均などの指標を信じて投資を継続する勇気は製造リーマンにはありません。

しかし、「ブラックマンデー」や「リーマンショック」など様々な金融危機を乗り越えて今もなお、成長を続けている米国株の指標は過去の実績だとしても、十分に投資するに値する指標だと考えています。

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10年間のトレンドも綺麗な右肩上がり

もちろん、今から5年後、10年後にどうなっているかは誰にもわかりませんが、少なくとも、普通の会社員である製造リーマンレベルの知識でも米国が長期的な金融危機に瀕している時に、日本をはじめ他の諸外国が平然としている姿は想像できません。

そして「GAFA」をはじめ、世界中の人々はもう米国の企業なくして普通の生活を送ることすら難しいくらい、一般の生活水準にまで米国の様々な企業の商品やサービスが浸透しています。

これらの企業の業績による株価上昇を含む恩恵を長期的に得れるのが「インデックス投資」の醍醐味と製造リーマンは考えています。

 

なぜ米国株商品を2つ選択しているか

私と妻でそれぞれ別の運用会社が運用している米国株インデックス投資を行っているわけですが、この理由はわかりやすく言えば製造リーマンなりの「実験」です。

 

楽天は「バンガード社」が運用するETFを主対象として運用しており、信託報酬は0.1596%(2019年5月に0.01%引き下げ)となっています。

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楽天 目論見書

 

eMAXISSlimのほうはS&P500という代表的な指数に投資しているマザーファンドへ投資を行っています。信託報酬は0.1728%と楽天より若干高い水準となっています。

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eMAXSI Slim 目論見書 ①

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eMAXSI Slim 目論見書 ②

 

どちらの商品も始まりをみれば米国株となっていますが、マザーファンドや基準としている指標、信託報酬など少しずつ条件は異なります。

 

20年間のつみたてNISAによる長期的運用を行ったときに、これらの違いによってどれだけ運用パフォーマンスに差が出るのか、または最終的には同じ水準に着地するのか、個人的に興味があり、これら2つの商品をそれぞれ投資しています。

 

また、積立タイミングもあえて変えており、製造リーマン(夫)のeMAXISは「毎日」、妻の楽天は「毎週」にして、わずかに合わない分だけをボーナス設定をいれて調整しています。

 

基本的に積立タイミングによって運用成績に大きな変化がないことは様々な記事で紹介されていますが、これも製造リーマンとしては、自身で体験してみたいため、このような設定にしています。

 

もちろん、将来的な資産の構築が目的ではありますが、20年間という全く想像もつかない期間を黙って運用するわけですから、投資中の「楽しみ」を1つでも作っておくほうが、楽しく運用していけるかなというのが狙いです。

 

現状の運用実績

製造リーマン(夫)名義のNISA枠投資口座移行が今年分からしか出来なかった為、楽天は約1年半、eMAXISは約半年の運用実績となっています。

今後、この運用実績にどのような変化、解離が出てくるのかはこのブログで定期的に記事にしていきたいと思います。

 

 eMAXIS 運用実績

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製造リーマン(夫) つみたてNISA口座 6月時点

 

楽天 運用実績

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妻 つみたてNISA口座 6月時点

 

 

楽天のほうは昨年度のトレンド下降も含めて投資しているため、直近での下落を含めてもまだ含み益がありますが、eMAXISのほうは見事に含み損に転落しています。

 

もちろん、こんな含み損や含み益は全く気にもしていません。

 

過去、ゆうちょでNISA投資をしていた時は約3年間ずっと含み損で、分配金を再投資し続けていたため、恐らく5年、10年含み損でも逆に「絶好の投資タイミング(期間)」と考えます。

長期的に伸びていくトレンドに対して、いかに自身の取得単価を抑えるかが最終的な利益につながる為、一時的な下落は喜んで受け入れていきます。

※ゆうちょでのNISA投資は下記の記事を参照ください。

www.seizouriman.work

 

 

最後に

 インデックス投資は億万長者になりたい人や今すぐ大金を手に入れたいといった方には向きませんが、一般的に労働から収入を得て、普通に貯金をしているサラリーマンには十分効果的な資産運用の1つとなります。

iDeCoと違って投資しているお金の引き出し制限もなく(引き出した分の投資枠はなくなります。)運用益は非課税となるとても優れた制度です。

 

製造リーマンもまだまだ労働収入に頼る生活ですが、コツコツと将来に向けて資産運用を行っていきます。

 

最後までありがとうございました。

※あくまでも投資は自己責任でお願いします。

入社後の初めての人事異動(日本式異動)を経験して感じた件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。今回、4月1日付で10年間勤めていた部署を離れ、新しい部署に異動することとなり、約1か月半が経過しました。

異動自体は数年前からほのめかされてきており、「ついにきたか」という心境でした。

 

実際に、異動を経験してここまでに感じたことを記事にしていきます。あくまでも私が感じたことですので、主観的な内容が多いですが、共感して頂けたり、参考にして頂ければ幸いです。

 

#目次#

 

異動通達を受けて

4月1日付の異動となりましたが、上司から2月末時点で報告を受けていました。今回の異動はあくまでも同じ製造部門で同じ工場内での異動であった為、転勤の類と違い、実質的には、工場内のローテーションの一環となります。

 

しかし、実際に異動する側からみれば、仕事内容、一緒に働く同僚、仕事場所、時差などなど日常生活にまで影響する為、大きな変化となります。

 

実際、私は10年間という長いキャリアを同じ部署で勤めていたため、今回の変化に対しては強い緊張と不安がありました。

当然かもしれませんが、10年間もいればよほど合わない仕事内容でない限り、一定度の成果を残し、製造業務にも詳しくなり、職場内で関係性、コミュニケーションも十分満足できる水準で仕事ができます。

 

しかし、逆にいえばこれだけのある意味「ぬるま湯」に浸かっていた状態から全く経験のない仕事内容、話したこともない同僚、そこのコミュニティに入っていくことへの不安と、反動も大きくなっていきました。

 

異動後の「空気感」への悩み

私はまだ役職付きではない立場での異動であった為、完全に下っ端からの再スタートとなり、なにをすればいいのか、「なにをしていいのか」を考えすぎて、それが一番ストレスとなっています。(今もまだどうしても遠慮してしまいます。)

 

特に私がストレスを感じたのはコミュニティの輪と仕事の関係性についてです。製造現場というのは、前に記事にした通り、様々な立場の人が働いており、そこには数年かけて作り上げられてきた「空気感」というものが存在します。

これは製造現場というのは非常に閉塞的な空間であり、毎日同じ場所で同じ仕事内容を同じ人たちで行う為、そこに在籍している人たちが働きやすい空気感が自然と作り上げられていきます。

 

特に、稼働年数の長い工場のほうが、ベテラン契約社員が多くなるため、この傾向はより強くなります。

 

そして、この「空気感」というのは仕事にも大きく影響してきます。

 

まず、「空気感」がゆるい職場の場合、異動していきなり「ここはだめだ」「ここはこうしたほうがいい」など張り切ってバシバシと指摘して、改善を推し進めていこうとしたときに、周りとギャップを感じます。ゆるい職場の場合、「変化」対してポジティブなイメージより現状維持による心地よさを求める傾向があると感じます。

 

異動してから訓練を進めていく中で「これって前からこんななの?」と疑問を感じる作業内容が多々ある場合でも、返答は常に「慣れるまでですよ」や「これはこうなんです」と現状を否定も肯定もせず、当たり前の日常として伝えられます。

やる気MAXで意気込んでいくと少し、拍子抜けというか違和感を感じるかもしれません。

 

逆に「空気感」がきつい職場では、上司やリーダー各の人材に少しパワハラ的な強い人材がいる場合やそもそも安定感のないトラブルの多い職場である場合があります。

いい意味での緊張感であれば仕事にプラスの影響もあり、忙しいなかで一体感が生まれそこの職場内では謎のコミュニティが存在します。苦労を共有することが実は一番、一体感を生み出しやすいのかもしれません。

しかし、いまの若手にはあまり受け入れらない環境かもしれません。

 

このあたりの「空気感」を全く気にせず、仕事を推し進めていける人がもしかしたら鋼のメンタルで出世コースまっしぐらの人かもしれません。しかし製造リーマンは少し周りの目を気にしがちリーマンでもある為、どうしてもこの「空気感」にながされてしまいます。

製造リーマンの場合は「空気感」がきつい職場からゆるい職場に異動した為、どのような姿勢で回りと接しながら仕事を進めていこうか絶賛悩み中であり、そこが一番今回の異動ではストレスかもしれません。

 

日本式異動に求められる異動者の役割

異動というのは、元の職場にとっては戦力ダウンであり、異動先の職場にとっては一時的には「違和感」となります。そもそも日本企業での異動の場合、私のケースのような全く経験のない職種、部署へどんどん異動を行います。

これは欧米式の働き方にはない特殊なケースです。

 

欧米式の働き方の場合、基本的に専門性を突き詰めていくことが優先されており「仕事」に対して適正な「人」、「人材」を当てはめていきます。

しかし、日本式の働き方の場合、総合的な管理能力が求められ、1つの業務しかできない状態では、年を重ねていき、マネジメントの仕事にシフトチェンジする際に「使いにくい人材」となってしまいます。

特に製造現場の場合、製造工程の繋がりとそのポジションごとの特性を把握していないと、管理職として管理していく際に適切な判断ができないケースが発生します。

もちろん、自分自身が現場での業務が好きで、管理職なんてなりたくないという場合は専門性を突き詰めていくことでその職域での「神」的な存在になれるでしょう。

特に現代の働き方としては、管理職は「割に合わない」と不人気である為、こうした自分の趣向にあった仕事内容を突き詰めていく働き方が主流となっていくかもしれません。

 

しかし、これからも日本式の異動を経験する人は多数存在していくと思われ、こうした異動者にはなにが求められているのでしょうか。

製造リーマンが考える異動者の役割は「違和感」を感じることだと考えています。

 

これは「空気感」がゆるい職場~の文面でも記載していますが、そこの職場ではいままでそれでやれていたこと、特に問題と感じていないところの「違和感」いかに感じて、そこに対するアプローチを行えるかが、異動者の評価に影響すると考えています。

 

管理職の立場から言えば、異動自体は人材のコストパフォーマンスだけを考えれば、決してポジティブな面はなく、場合によっては数か月間の訓練が発生するなど、戦力として計算できない時期が発生します。この期間も給料は発生しますので、会社はこの人材の成長に対して給料を支払っている状態です。

 

それでも、異動を行う意味としては、その人材の総合的能力の向上と職場の活性化が会社にとって重要であるためと思っています。

 

特に職場というのは水と同じで同じ人材のみで運営しているとどうしても淀みが発生し、改善の減退や大きなトラブルの原因となります。これは「違和感」を感じる力が職場内になくなり、少し危険な作業や不都合な作業でも定常作業となってしまうためです。この辺りを防止するためには、一定度の割合で人材を入れ替え、常に職場を新鮮な状態に保つことが重要であると感じています。

 

つまり、異動者はそこの職場にとって存在が「違和感」であり、異動者自身は職場の「違和感」を感じることを大切にして訓練や仕事を進めていくことが重要であると製造リーマンは今回の異動を通じて感じました。

 

モチベーションを保つことの難しさを痛感

しかし、そうはいっても初めは(今でも…)前の職場と同じような働き方は難しく、訓練ばかりの日々ではモチベーションを保つことが難しいです。

改善を行うにも、訓練中では仕事内容の全貌が見えてないケースが多く、中途半端な提案で終わってしまっては、せっかくのネタをお陀仏にしていまいかねません。

 

「やりたいけど、いまはまだ」

 

こんな期間がたった1か月あるだけでも、いままで前の職場で先頭を走ってきた製造リーマンにとっては大きなストレスであり、これからのことをポジティブに考えることが難しくなっています。

 

モチベーションの向上は自分自身のメンタルコントロール次第であり、他者に委ねたり、お願いするようなことではない為、製造リーマンとしては、現状の心境をアウトプットするなど、自分自身を見つめなおし、今の職場でいかにして戦力となっていくかを考えていこうと思っています。

 (本当は上司にわかりやすく褒められたり、期待をかけられるほうが好きなのですが、それを求めていては先に進めません笑)

 

最後に

今回、久しぶりのブログ更新でかなり主観的な内容となっていましましたが、きっと職場異動や転勤で悩む人は多いと思います。

異動は決してマイナスなことではなく、人材の育成、職場の活性化など、個人にも会社にとっても意味のある行事です。

 

異動先では職場の人間関係、仕事内容など悩むことも多いですが、まず異動者としての自分の役割を通じて職場にいかに貢献していくか、この1点を考えて仕事をしていくことが大切なのかと思います。

 

最後までありがとうございました。