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製造系工場サラリーマンによるサラリーマンブログ(毎日時差なし定時帰りを目指して)

「高卒」就職のプランニングは中学生から始まる件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。私は高卒で一部上場大手企業に就職し、現在まで10年間働いています。高卒での就職の場合、キャリアプランや就職先の選択肢などが大学卒とは大きくことなります。

 

今回は、高卒就職のプランニングついて記事にしていきます。

 

#目次#

 

高卒で就職する場合、高校選びが最重要

タイトルの通りですが、結論からいうと、この通りです。高卒で就職する場合、基本的には高校に来る求人の中から、自分が勤めたい職種や企業を選択し、面接や試験をうけにいくことになります。

 

つまり、高校の知名度や過去の実績、企業との繋がり次第でどのような企業に就職できるかが決まってきます。

 

自分がもし、高卒で工業系の企業に勤めたいのなら自然と「工業高校」が選択肢のトップになるでしょう。事務系なら「商業高校」、食品系なら「農業高校」などなど。

 

これらの「高校」への進学は「中学生」の時点で判断することになります。それゆえ、高卒での就職は中学生からプランニングすることが大切となってくるのです。

 

高卒での就職までの道のり

高卒での就職の場合、面接や試験を受けれる企業は基本的に1度に1社のみです。

※製造リーマンが知る限りの情報です。

 

この面接した企業から内定をもらえるかどうか、結果が出るまで他の企業を受けることはできません。

ここが大卒での就職と大きく異なる点になります。

 

予め高校に来た求人のなかから、1社に絞り、そこに全力投球してあとは結果を待つのみという、とてもハイリスクな選択となります。

 

ただでさえ、高校の特色により一定度狭い選択肢のなかから就職先を選択するのに、受けれる企業はその中からたったの1社です。

この1社を逃すと、あとは残り物の求人の中から探すか、進学に方向転換するしかありません。

 

もちろん残り物の求人ですので、条件面や就職先の土地柄など、同級生が選択しなかったなにかしらの理由がある求人になります。

 

なかには、2次募集という形で大手企業が後から求人を出す場合もありますが、そこには同級生が集中するでしょうから、高校内での推薦など更にハードルが上がるでしょう。

 

とりあえず、大学や専門学校に行ってもやりたいことないし、勉強もしたくないから高卒で就職しとくか

 

みたいな軽い気持ちで高卒を選択する方もいるとは思いますが、ある程度満足できる水準の企業に就職することを狙うのであれば、高校選びや高校生活での振る舞い(内申点)など就職という未来に向けて、行動を行うのが望ましいでしょう。

 

高卒での就職先について

製造リーマンが高卒で就職する際に多く目にした求人は「現場仕事」がある企業が圧倒的に多い印象でした。

例えば、工事現場を抱える建設業や食品、薬品などの自社工場を持つ企業、飲食店のホールや仕出しスタッフなどです。

 

これらの仕事は「体を使う仕事」であり、ルーティンワークが業務内容の主軸となります。比較的若く、専門的な知識などがまだ不足している高卒でも、十分に戦力となれる職種だと思います。

また、現場経験がとても重要で、現場なくして成り立たない職種でもある為、高卒社員はとても重宝されます。

 

大卒と一緒に働く機会が出てくる場合も多々ありますが、しっかりと18歳から勤めていれば、決して大卒に負けるとは製造リーマンは思っていません。

 

この点についても、18歳から勤めていくわけですから少しでも自分が興味のある職種を選択することができれば、より充実した社会人ライフを送ることができるでしょう。

 

最後に

中学生のうちから「高校出たら就職するんだ」と考えて高校選びをする人はあまりいないかもしれません。

しかし、もしそのような選択肢を考えている方がいれば、最終的な着地点である就職先も視野にいれて、職種や繋がりを含めて高校選びをすると、少しは望んだ未来に近づけるかもしれません。

 

最後までありがとうございました。

~PS~

ちなみにですが、製造リーマンは少し反抗期?が遅くて、中学生の時に非常に両親との関係性に悩んでおり、「少しでも早く自立したい」という、エッジの効いた理由から高卒での就職を考え、高校選びを行いました。

高校では部活動に勤しみ、皆勤賞など内申点を積み重ね、最終的に狙い通りの大手企業に就職することができました。

※大手企業を狙った理由は、地元採用ではない為、親元から離れられるかもという、なんとも反抗期らしい考えが始まりでした。

以上、製造リーマンが中学生から高卒での就職を考えた理由でした。