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製造系工場サラリーマンによるサラリーマンブログ(毎日時差なし定時帰りを目指して)

持ち家を建てるか、賃貸を継続するか答えがない件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。最近記事の更新が遅れているのですが、現在製造リーマン家庭では家を建てるかどうするか、考える時期に入っています。色々と家計管理の中から考えたり、計算することが多く、記事を書く暇がありませんでした。

今回は誰もが行き着く、持ち家と賃貸の問題について記事にしていきます。

 

#目次#

 

持ち家問題発生経緯

製造リーマン家庭は現在社宅に住んでおり、会社の福利厚生のおかげで平均よりかなり負担額の少ない賃料で生活しています。

 

生活水準としては、十分な位置に社宅があり、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、病院など様々な施設があります。

現在の環境に満足しているがゆえに、ここに住みたいという妻の要望が大きく、土地が少ない地域である為、持ち家を建てたいという欲求に駆られています。

 

製造リーマンは正直福利厚生が大きいのでずっと賃貸(社宅)に住み続け、定年後とかに持ち家を必要な土地に必要な大きさで建てることを考えていました。

もともと妻にもこうしたライフプランを話しており、夫婦で共有していましたが、やはり人の感情、考えとは変化するもので子供が大きくなるにつれて、学区の問題や保育園の問題などの影響もあり、持ち家問題が発生しました。

 

持ち家のリスクと賃貸のリスク

持ち家のリスクとして一番に上がるのはやはり「高額、長期ローンリスク」となります。普通に持ち家を建てようと思うと土地の値段や建屋の値段、太陽光などのオプション、諸経費などを考えると、地域にもよりますが2,3,4千万規模の借り入れになってきます。

この金額を数十年かけて返済していくわけですが、人生計画通り行くかなんてわからず、会社が破綻した日には一家もそろって破綻となります。

また、働けなくなるリスクもある為、一般家庭における数千万規模の借り入れはある意味ギャンブルとなるでしょう。

 

しかし、賃貸にもリスクがあります。それは老後の生活水準を維持するために貯蓄していたお金や退職金を持ち家の費用に充てる必要があり、一気に資産が目減りするだけでなく、場合によっては老後の生活状態に響いてきます。すでに住む土地や建てる家の規模を決めている方でも、35年後の土地の価格は予想できず、当初予定した費用での建築が可能かどうかは不透明となります。

老後をずっと賃貸で過ごすことはもっとリスクが高い為、やはりゆったりとした時間を過ごすためには、持ち家が必要となります。

(いつまで生きるかわからない状況で賃貸継続は先が読めず、資産運用が非常に難しい)

 

どちらのリスクが高いか考えると、リスクや不安で言えばやはり持ち家のほうが製造リーマンとしては上回ります。

 

持ち家を若いうちに持つメリット

現在製造リーマンは三十路付近の年齢です。この年齢であれば、もし35年後までローンを払い続けていたとしても、ほぼ現役時代に払込が完了します。

45歳が分岐点と言われており、35年ローンは46歳以降になると一般的には借り入れができないといわれています。

もし決断できるのであれば、若いうちにローンを組むことはリスクヘッジの意味で言えば非常に有効であると考えています。

 

誰のためになんの為に家を建てるのか

この、「誰のために、なんの為に」という根本的な問題が夫婦間でしっかり共有すべきポイントとなります。

製造リーマン家庭もこのことを話し合ってから、製造リーマン自身の考えも揺らぎ始めています。

 

「誰のために」というのは「自分たちの為」なのか「子供たちの為」なのかということです。そして「なんの為に」というのは「老後の為」なのか「家族としての時間の為」なのかということです。

 

少し詳しく話していくと、結局持ち家を建てるということは、親は基本的に永続的に住み続けることが前提でありますが、子供たちは違います。大学や社会人となるころには基本的には家を離れることになります。

 

家にいる時間は15年程度であり、親の2人の時間、老後の時間のほうが確実に長くなります。こうした中で、持ち家を建てるタイミングとして子供が小さいうちにゆとりのある家で、実家と呼べる場所で、子育てを行う時間を買うのか、老後の為に資金を貯めて家を建てるのかということです。

 

妻は完全に前者の「子供の為」「家族としての時間の為」に家が欲しいという考えです。むしろ老後はどんなに小さい家でもいいと言っています。極端ですね(笑)

 

製造リーマンもこの言葉を聞いて、少し考えるようになりました。

 

資産運用の面から言えば、確実にいま、このタイミングであるかといわれると「YES」とはなりません。

もっと資産が熟した段階で、一定度積み立てが完了した段階でとなります。

 

しかし、製造リーマン家庭はありがたいことに子供を授かる年齢がはやく、親の年齢が40代後半になったころには2人とも社会人となってしまいます。つまり現役自体、40代後半のもっとも収入が安定していることには夫婦2人になってしまうのです。

 

資産運用の面から言えば、持ち家はこのタイミングといえるでしょう。しかしこのタイミングでは「持ち家での子供たちとの時間」は得ることができません。

 

結局、「ローン」とは「時間を自分たちの将来の信用で買う」ことなのです。この時間に対する概念や考えが人それぞれである以上、持ち家か賃貸かの問題は1人1人おかれている環境が違い、答えが違うため、単純な金利などのお金の面だけでは計り知れず、「答えがない問題」だと製造リーマンは思います。

 

最後に

製造リーマンはまだ、迷っています。そして家の本、ローンの本を読み漁っています。

また、製造リーマン家庭の「答え」が出れば、ブログで記事にしていきます。

 

持ち家か賃貸か悩んでいる人はお金の面だけではなく、「誰のため、何のため」という持ち家を持つということの根本の意味を考えてみて下さい。

 

最後までありがとうございました。