9 to 5er for Diaries

製造系工場サラリーマンによるサラリーマンブログ(毎日時差なし定時帰りを目指して)

職場でふるさと納税制度をオススメしてみた件

お疲れ様です。

 

製造リーマンです。ふるさと納税制度ができてから既に10年。今回はふるさと納税制度について、職場で話した件について記事にしていきます。

ちなみに、オススメしてみた結果は、他者にマネー関連の話を勧めたり、説明して納得してもらうのは、「やっぱり難しいなー」と感じる日となりました…

 

#目次#

 

ふるさと納税制度を職場でオススメしてみたら

製造リーマンの職場は正社員が35名ほど在籍している、会社の中でも大型職場です。年齢層も20代前半から40代後半まで幅広く在籍しているため、ある意味統計を取るには向いている職場かもしれません。

製造リーマンは年末が近くなると、立ち話や休憩中にふるさと納税について、後輩、先輩にきまって話しています。なぜか、なぜならふるさと納税をやらない理由がそもそも見当たらないからです。

これほど、サラリーマンにとってお得で還元率が高く、無リスクな節約方法はありません。これだけは、製造リーマンとしても、是非職場のみんなに味わって頂きたいという勝手な思いでオススメしています。

 

しかし、全く資産運用等を行っていない他者に対して、ふるさと納税の話をしてもなかなか響かないものです。

現在、製造リーマンの職場でふるさと納税を利用している社員は私を含めわずか2名ほどであり、普及率にすると5.7%です。

現在、日本の成人以降の人口が97298千人となっており、ふるさと納税の利用者が300万人となっています。中には学生で収入がない人もいるかもしれませんが、普及率は3%弱と、製造リーマンの職場とさして変わらない率となっています。

 

ふるさと納税について、話始めるとまず、30代後半から40代の先輩社員の方々は口をそろえて「そういうのよくわからないんだよね」「家計は妻が管理しているから」とそもそもふるさと納税がどうか以前にマネー関連の話にアレルギー反応を示されます。

この世代にふるさと納税を説明しても、そもそも世代的に預金最強世代となっており、親の世代も含めて、資産運用⁼貯蓄でOKな時代でした。下の図は預金の金利推移です。現代はほぼ0%といっても過言ではない、スズメの涙ですが昔は預けていれば、勝手に運用してくれて、勝手にお金が増えていくすごい時代でした。

f:id:tw_forest:20190313110042p:plain

この、世代は貯蓄がすべてで、わざわざ株などの高リスクをとる必要がなく、必然的に金融リテラシーも低いです。

ふるさと納税も資産運用をしていない人にとってみれば、投資と同じくくりで「怖い」「よくわからない」存在となっています。

では、20代はどうでしょうか。20代の方々は厳しい世代に生まれ育っており、且つ情報を得る手段を多様に持っています。また、お得な情報には特に敏感な世代だと思います。この世代にはふるさと納税の話が大変好評で、食いつきがいい人はどんどん質問してきます。

 

さて、今年もふるさと納税をおすすめしてみた結果ですが、20代後半の新婚のかたが、製造リーマンの話を聞いてふるさと納税を始めてくれました。(パチパチパチパチ)

この方は奥さんもふるさと納税について全く知らず、旦那さんが興味があったという方です。最終的には、奥さんの同意のうえで、「さとふる」でふるさと納税を始めました。

 

最近、結婚式やなんやで忙しく奥さんとも喧嘩が絶えなかったらしいのですが、ふるさと納税でチョイスした返礼品が届くと、奥さんも大喜びで一気に機嫌も戻り、仲直りできたと報告を受けました。

 

ふるさと納税は夫婦喧嘩までも、解決し、良くする素晴らしい制度です。というお話でした。

 

ちなみにふるさと納税とは

ふるさと納税とは、自ら全国の自治体の中から納税したい自治体(地域、市や町)を選択し、「さとふる」や「楽天市場」などのサイトを利用して、返礼品を選び納税する制度です。

そして、手数料2千円で年収ごとに設定されている寄付額に応じた様々な返礼品を受け取れる制度です。

よく聞かれる内容としては、この2千円の手数料が返礼品1つ1つに発生すると思っている人がいるのですが、これは年2千円という解釈となり、複数の自治体に納税しても手数料は変わりません。

つまり、2千円で「あれも」「これも」貰えちゃうということです。返礼品は納税額に対して30%の価値に設定することが、総務省より指示されており、1万円の納税なら3千円程度の返礼品となります。(※自治体ごとにここは大きく変わります)

この時点で絶対に2千円では手に入らない価値であるため、やれば必ずお得です。

いまでは、ワンストップ納税制度を選択して、紙1枚出せば確定申告をする必要もなくなり、とてもお手軽です。

このあたりの内容については、製造リーマンのもらってよかった返礼品の紹介と合わせて別の記事にしていきます。

 

ちなみに、製造リーマンはふるさと納税について、他者に説明するときに「寄付」という言葉は使わないようにしています。「納税」という名前なのに「寄付」という言葉を選択してしまうと、無駄に混乱するためです。所得税、住民税の一部を好きな自治体を選んで納税するといったほうがシンプルです。

(※正確には還付、控除となるのですが、製造リーマンなりの分かりやすい説明法です)

正確な情報は下記のリンクから是非確認してください。

www.soumu.go.jp

 

最後に

返礼品の返礼率で少しもめているふるさと納税ですが、本当にお得な制度です。資産運用というより節約という感覚です。また、自分のふるさとや近しい場所に納税ができ、地元孝行もできます。(製造リーマンも1か所は本当にふるさとや馴染みの自治体を選択しています。)

まだ、なにもしていないという方がいたら、今年はふるさと納税を始めてみて是非奥さん、旦那さんを喜ばせてあげましょう。

 

最後までありがとうございました。